仙石浩明の日記

2007年5月1日

システム管理者の ひろのぶさん、ご結婚おめでとうございます

ひろのぶさん、けいこさん、ご結婚おめでとうございます。

ご両家、ご親族の皆様、本日はまことにおめでとうございます。

どうぞ、おかけになって下さい。

私はひろのぶさんの勤務先であるKLab株式会社で 技術の責任者を勤めている仙石と申します。

ひろのぶさんは、 KLab株式会社で技術者として働いているわけですが、 技術者と言っても当然いろいろな職種があるわけで、 ひろのぶさんはシステム管理者と呼ばれる役割を担っています。

普通の方々にとっては、 「システム管理者」というのは馴染みのない言葉かも知れません。 「管理者」というと管理職のことを思い浮かべるかたも多いかもしれませんが、 管理する対象は人間ではなくてコンピュータのシステムということになります。 平たく言えば、たくさんのコンピュータがきちんと動くよう見張る仕事です。

縁の下の力持ち的な仕事で、ある意味とても地味な仕事といってもよいでしょう。 コンピュータが正常に動いている限り、システム管理者とは空気のような存在で、 ともすると存在を忘れられがちになります。

そしてシステム管理者に注目が集まるのは、 コンピュータにトラブルが起きたときです。 何やってんだ、早よ直せ!そういう罵倒がシステム管理者に向けられます。 仕事がうまくいってコンピュータがきちんと動いているときは空気のように忘れられ、 失敗してコンピュータにトラブルが起きたときは非難の矢面にさらされる、 なんとも損な役回りであります。

だから、システム管理者を目指そうとする人は、 世間一般で言うと、そんなに多くはない。 さらに、技術を磨いてより高いレベルのシステム管理者を目指そうという人は、 よほどの変わり者といってもいいかもしれません。

でも、逆に言うと、レベルの高いシステム管理者というのはとても貴重な存在、 ということになります。 私の感覚で言うと、一人前のシステム管理者は、おそらく全国に 1000人もいない。 何十万人もいるコンピュータ技術者の中で、たった 1000人です。 割合で言うと 1% よりもずっと少ない。 そういう稀有な人材の一人が、ひろのぶさんというわけです。

そういう貴重な人材だからこそ、 もっとシステム管理者の地位を向上させたい、 トラブルが起きたときだけでなく、システム管理者がいい仕事をしたとき —つまりコンピュータがいつもどおり動いているということなので、 あまり華々しさはないのですが— そういうときにも、 システム管理者がきちんと評価されるような、 そういった会社でありたいと思っています。

コンピュータが順調に動いているとき、 システム管理者は 一見、なにもしていないようにも見えてしまうのですが、 実際には、トラブルを未然に回避すべく、 いろんな創意工夫をシステムに盛り込もうとしています。 あるいはシステムに普段と違う様子がないか コンピュータの動作を常に気にかけています。 少しでも違った気配があったりすると、 とても心配して、気が気でなかったりします。

これはもう「愛情」と言ってしまってもいいかもしれません。

コンピュータのような無機物を「愛する」なんて言うと、 変人扱いされてしまいかねない今日このごろなのですが、 モノに対する愛を変なものと考える昨今の風潮は、 いかがなものかと思います。

古来から日本人は万物に霊が宿っていると考え、 様々なものを愛でてきました。 命あるものだけでなく、 そのあたりの石ころや、あるいや刀や兜など、 そういったものにも魂が宿っていると考え、 愛してきたのです。

そういうモノに対する愛が、 工芸品などの高い技術をはぐくんできたのだと思います。 現在、コンピュータに関する技術で日本は米国など諸外国に 大きく遅れをとっているわけですが、 その原因の一つは、 そういったモノに対する愛を忘れてしまったからなのかもしれません。 コンピュータだってソフトウェアだってもっと愛すべきだと思いますし、 そういう心が高い技術を生み出すのだと私は思います。

まとめますと、システム管理者の仕事というのは、 日ごろからコンピュータの具合に気を配り、 愛情を持って接し、 平穏な日常を最大の目標としつつ、 創意工夫を盛り込むことを忘れない、 そういう仕事です。

こうしてみると、システム管理ってのは、 円満な家庭を築くのと驚くほど共通点が多いのではないかと思います。

そういえば、 弊社においてもシステム管理者ってのは愛妻家が多いような気がします。

あ、もちろん、他の職種の人の家庭が円満ではない、と 言っているわけではないです、念のため。

優秀なシステム管理者であるひろのぶさんなら、 きっと素晴らしく円満かつ幸せな家庭を築いていける、、 そんな気がします。

というわけで、 なんとか無事、 お話が結婚のお話に結びついたところで、 お祝いの言葉とさせていただきます。

本日は誠におめでとうございます。

Filed under: 技術者の成長 — hiroaki_sengoku @ 08:48

3件のコメント »

  1. お~ついに結婚したのですね。おめでとう、ひろのぶくん!
    あ、ひろのぶくんって、HKくんですよね?念のため。

    コメント by sanonosa — 2007年5月1日 @ 09:59

  2. All over, Starting over

    先日結婚式をなんとかかんとか済ませまして。 いや、その後連休中をずっと信州旅行に…

    コメント by foursics Blog — 2007年5月6日 @ 21:52

  3. 仙石さん、お忙しいところまた連休中に長岡までおいでいただきまして、まことにありがとうございました。加えてすばらしいスピーチまでいただきまして大変感激しております。
    …というかさっそくblogに載せられてましたとは。^^;; 先程旅行から戻ってきた後にようやく落ち着いてブラウザ開いていたらびっくりしましたです。^^;;
    この言葉を胸に、また明日からがんばりますです。(_ _)
    sanonosaさんもまたありがとうございます。こんどは恵比寿に遊びにいきます!

    コメント by こうら ひろのぶ — 2007年5月6日 @ 22:10

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