仙石浩明の日記

香港

2013年12月3日

Nexus5 を買って、香港で LTE を使ってみた (中國移動香港 4G/3G 數據及話音 プリペイド SIM カード)

LTE (Long Term Evolution) は、 サービス展開がこれからの国・地域も多く、 多バンドをサポートする端末というと iPhone 5c/5s (A1453 の場合 1, 2, 3, 4, 5, 8, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26 の 13バンド!に対応) くらいしか無いので、 私は今まで様子見してた。 例えば、 香港で売られている国際版スマホは、 バンド 3 (1800MHz), 7 (2600MHz), 8 (900MHz), 20 (800MHz) どまりなものが多く、 これではバンド 1 (2100MHz) が主に使われている日本では使いにくい。

ところが先月、 イーモバイルが Nexus 5 (LG-D821) を売り出した。 Nexus 5 の米国向けモデルである LG-D820 (1, 2, 4, 5, 17, 18, 19, 25, 26, 41 の 10バンドに対応) には見劣りするものの、 LG-D821 も 1, 3, 5, 7, 8, 20 の 6バンドをサポートしていて、 日本 (1, 3, 8) および香港 (3, 7) で使う分には問題無い (2, 4, 17 が無いので北米は厳しいけれど)。 もちろん SIM ロックフリー。 新規一括 39,000円で買うと、 月額料金を 2,660円割引してくれるらしい。 しかも Pocket WiFi LTE ルータ GL06P (3GB まで月額 580円) を契約すると、 Nexus 5 を 20,000円割引してくれるので、 香港で LTE スマホを買うよりずっと安くなってしまう (昨今の円安で、香港のスマホは、以前のような割安感が無くなっている)。

Nexus 5 が新規一括 19,000円で、 しかも月々 2,515円 (2年で解約しない場合、3年目以降は 6,230円/月) で 5GB まで使えるということなので衝動買い。 唯一の誤算は、 ソフトバンクからの MNP を考えていたのに、 イーモバイルはソフトバンク傘下ということで MNP しても安くならないどころか、 かえって高くなってしまう点。 仕方ないのでソフトバンクの契約を維持したままイーモバイルを新規契約し、 (電話番号を変えたくないので) それまで使っていたソフトバンクの電話番号への着呼を、 イーモバイルの電話番号へ常時転送するようにした。 Nexus 5 用の料金プランであるイーモバイル 4G-S プランは、 ソフトバンク ホワイトプランとの 1:00〜21:00 の間の通話が無料なので、 転送電話 (留守番電話呼出しなし) を設定していても、 (21:00 過ぎに電話をかけてくる人がいない限り) ほとんど料金がかからない。

SIM Card Shop at Ap Liu st.

スマホを買おうと香港へ行く計画を (イーモバイルが Nexus 5 発売を発表する前に) 立てていたのに、 行く直前に Nexus 5 を買ってしまい、 香港で買うものがなくなってしまった (^^;)。 が、 旅行をキャンセルするわけにもいかないので、 香港へ行って Nexus 5 (と Galaxy Note 2 LTE) で LTE を使ってみた

中國移動香港 4G/3G 數據及話音儲值卡 (CMHK 4G/3G Data & Voice Prepaid SIM Card) は、 HK$80 ぶんの度数が付いたプリペイド SIM カード。 額面は HK$80 だけど深水埗 (鴨寮街) などでは HK$50 (約 660円) で売っている (写真 →)。

SIM をアクティベートすると、 最初に行政費 (Administration Fee, 税金) HK$2 が差し引かれ (以降 30日ごとに HK$2 ずつ引かれる)、 5日間有効な 1.5GB データパッケージ HK$48 を購入すると、 残り HK$30 (= 80 - 2 - 48)。 これを通話 (HK$0.1/分) で使うと約 300分使える。 5日間までの短期滞在ならデータ通信も通話も、 これ一枚で充分だと思う。 もちろん、テザリングも (1.5GB までの範囲で) 可能。

データパッケージを申し込まないと、 1MB あたり HK$0.5 かかる。 一日 (香港時間 0:00〜23:59) の上限が HK$28 (約 370円) で、 それ以上は課金されないが、 一日の通信量が 1GB を超えると 128kbps に制限される。 一日だけしか使わないなら、 データパッケージを申し込まない方が安いが、 二日以上なら申し込むべき。 申し込む前に Nexus 5 が勝手に通信を始めたりしないよう、 あらかじめ 「モバイルネットワーク設定」 で、 データ通信を無効にしておくとよい。

China Mobile Hong Kong 4G/3G Data & Voice Prepaid SIM Card もっと読む...
Filed under: SIM,香港 — hiroaki_sengoku @ 13:11
2012年1月12日

香港で洗濯を

旅行期間が長くなると当然着替えがたくさん必要になる。 下着を毎日替えるのはアタリマエだが、 シャツもできれば毎日着替えたい。 滞在期間が一週間を超えると、 衣類だけでスーツケースが一杯になってしまう。 近年多くの航空会社が、 荷物を各 50ポンド (約 23kg) 2個までに制限するようになったので、 持って行く衣類は 5日分くらいに抑えて、 現地で洗濯して着まわすようにしたい。

米国など多くの国では、 ホテル内 (あるいはホテルの至近) にコインランドリーがあるので、 数日毎に洗濯していたのだが、 香港ではコインランドリーを見かけたことがなかった。 いつも利用しているホテルにコインランドリーが無いだけでなく、 香港じゅうどこへ行ってもコインランドリーらしきものが見当たらない。 香港に長期滞在している人達は、 いったい洗濯物をどうしているんだろう? と思っていた。

新明亮 專業乾洗 New Bright & Light Laundromat

← ただ、 ホテルの前にクリーニング店らしきものがあることには以前から気付いていた。 店内にはカウンターがあって、 店番のおばちゃんが一人座っている。 ドライクリーニング済と思しき、 一着一着ハンガーに掛けられ透明袋で覆われた衣服が、 ところ狭しと上から多数吊り下げられている。 いくら香港の物価が安いといっても、 下着を含めて全てドライクリーニングするわけにもいかないよなぁ、 と思っていた。

この店の看板には 「新明亮 專業乾洗」 と漢字の店名の他に、 「New Bright & Light Laundromat」 と英語の店名が併記してある。 Laundromat (Laundry + Automatic の造語) は、 米国だと 「コインランドリー」 の意味なのだけれど、 お客が洗濯機を直接いじれる状況ではなく、 コインランドリーとはかけはなれた感じ。 どーみても (日本の街角で見かける) クリーニング店である。

店名にある 「乾洗」 は文字通り 「ドライクリーニング」 の意味だが、 店のガラスに貼ってある掲示をよく見てみると、 「乾洗」 の価格表の他に、 「磅洗 1-7磅 $31.5 (毎磅+$4.5)」 などと書いてある。 「」 は 「ポンド」 の意味で、 7 ポンド (約 3.2kg) までは HK$31.5 (約 315円) で、 1 ポンド増えるごとに HK$4.5 (45円) 増しという意味。 これは洗濯物を量り洗いしてくれるという意味ではなかろうか? ちなみに、 料金が妙に中途半端な数字なのは、 「磅洗九折」 つまり 10% 割引のため。 元の値段は、 HK$35 毎磅+HK$5 だったのだろう。

英語が (中国語と共に) 公用語である香港ではあるが、 個人商店だと英語が通じる可能性は低い (最も通用するのは中国語の一方言である広東語)。 おばちゃんに、 量り洗いを、 どんな仕上がりでやってくれるのか英語で尋ねても、 たぶんこちらの意図は通じないだろう。 意を決して、 洗濯物の袋を持ち込んでみた (12/19)。

もちろん、 最悪の事態を想定して、 なくなっても (あるいはズタボロにされても) そんなに困らない下着やシャツに限定してビニール袋に詰め込んで持ち込む。 ホテルのロビー前を、 下着満載の袋を持って通り過ぎるのはちょっと恥ずかしい。

11磅 HK$50 と書かれたレシート

袋を持って店に入ると、 店番のおばちゃんが入口わきの秤を指し示した。 よかった、 少なくともここまでは、 こちらの意図が通じている。 秤に乗せると 11ポンド (約5kg) だった。 おばちゃんが 「ん、さっぷまん」 と言った (のだと思う)。 こんな単純な単語でも、 なかなか聞き取れない。 広東語は 「ん」 で始まる発音が重要なのだけど、 あいにく日本語には 「ん」 から始まる語がないので、 日本人にとって 「ん」 から始まる単語を聞き取るのは難しいし、 発音するのも難しい (広東語で 「しりとり」 をしたら 「ん」 で終わる単語を禁止しなくていいかも)。

おばちゃんがレシート (写真右 → ) に 50 と書いて見せたので、 HK$50 (約 500円) を支払う。 11ポンドなら HK$31.5 + HK$4.5 * (11磅-7磅) = HK$49.5 なので、 HK$50 なら計算も合ってる。

するとおばちゃん曰く 「とだい」。
む? 一瞬何を言ったか分からず固まってしまったが、 「Today」 らしい。 私に広東語が通じないんで英語に切り替えてくれたらしい。 でも、 おばちゃんが喋れる英語はここまで。 どうやら 「今日できるよ」、 と言いたいらしい。 どんな仕上がりで返ってくるか一抹の不安を感じたが、 まあ、 なるようになるでしょ。 このレシートを受け取って店を出る。 レシートの右上に 「未付款 not yet paid」 と書かれているが、 レシート中央に斜めに赤字のスタンプで 「已付款」 と押してあるので、 既に支払い済という意味なのだろう ( 「」 は 「既に」 という意味の漢字)。 スタンプも英語併記にしておいてくれると助かるのだが。 レシート上で店名の 「Laundromat」 の綴りが間違っているのはご愛嬌。

ホテルに向かうと、 私と同じように大きな袋をぶら下げてホテルを出てくる人を発見。 なんだ、 みんな同じような感じで洗濯物を出していたのか。 なんでいままで気づかなかったんだろう。

その日の晩、 ホテルに戻ってきたら 20:00 を15分ほど過ぎてしまい、 店は既に閉っていた。 営業時間は、 月曜〜土曜が 8:00〜20:00、 祝祭日が 9:00〜17:00 で、 日曜は休み。 ただし冬節 (冬至, 2011年は 12月22日だった) は中国人にとって特別の日であるらしく、 営業時間が (この店に限らず) 変則的なので注意が必要 (営業しないか、開店しても早々に閉店する)。 実は前掲の店の写真は 12月22日、 冬節の朝 10:19 に撮ったものだが、 まだ開店しておらず 「梢候片刻 PLEASE WAIT」 の札がドア中央にかけてある。 両隣の店のシャッターが閉っているのは冬節だからだと思われる。 決してシャッター街になってしまっているわけではない。

洗濯済衣類の袋

次の日 (12/20) の朝、どきどきしながら店へ行ってレシートを (昨日と同じ) おばちゃんに差し出す。 おばちゃんは、店内に積み上げてある袋の中から一つを引き出してカウンターへもってきてくれた (写真右 →)。

ここで 「むごーい」 (「唔該」, 「ありがとう」 の意味) と言えばいいのだろうけど、 つい 「Thank you」 と言ってしまった。 練習を積まないと、 なかなか自然には出てこない。

なにはともあれ、 ここまでは想定通りにコトが進んだ。 スムーズすぎるくらい。 袋をホテルの部屋に持ち帰り、 どんな状態の衣類が出てくるか、 固唾を飲んで袋の口をほどく。

なんと、 シャツや下着が一枚ずつ丁寧に畳んで重ねてあった。 ハンカチもきちんと二つ折りにしてあった (写真下 ↓)。 量り洗いなのに、 ここまで丁寧に畳んでくれるとは。

きちんと畳まれた衣類

しかも洗濯から畳むまで全て込み込みで、 わずか 500円。 ちなみに米国だとコインランドリーを使う料金だけで US$7.0 (約 546円) くらいかかる (おまけに 25セント硬貨で用意しなければならないので大変)。

あとで気付いたが、 レシートに書いてあった伝票番号 11834 が、 袋にも (手書きで) 書いてあった。 店内に積み上げられた袋の中から、 おばちゃんはこの数字を頼りに私の袋を引き出したのだろう。

きちんと畳まれた仕上がりに感動したので、 日本へ帰る直前にもう一度、 この 「新明亮 專業乾洗」 を利用した。 こんどは 「ズタボロにされても構わない」 衣類だけでなく、 旅行中に着た服を全て出した (最初の利用日のわずか 2日後だったが、11ポンドもあった) が、 同様に満足のいく仕上がりだった。 おかげで、 日本に帰ってから洗う必要があった衣服はほとんど無く、 帰宅後に大量の洗濯をする羽目にならずに済んだ。

実は、 帰宅翌日に自宅の洗濯機が故障して往生した (年末だったので年内に配達してもらえる洗濯機、 という条件で選んだら、 日本製は在庫がないということでハイアール製になった。 こうやって日本のメーカはシェアを失っていくのだろう)。 もし、 香港で洗濯していなかったら、 新しい洗濯機が届くまで洗濯物があふれかえって、 もっと悲惨な事態になっていたところだった。 やはり洗濯は旅行中に済ませてしまうに限る。

Filed under: 香港 — hiroaki_sengoku @ 10:10
2012年1月4日

スマートフォン用の外付バッテリー

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

近頃のスマートフォン (スマホ) は、 ちょっと使ってるとバッテリーが一日もたない。 出先でバッテリー切れになると大変困るので、 外付バッテリーを携帯している人も多いのではないか。 外付バッテリーには、 リチウムイオン二次電池 (充電式電池, 充電池) を利用するものと、 単三乾電池 (あるいはエネループ等のニッケル水素二次電池) を利用するものがあるが、 前者は (安全性の観点から) 充電池を交換できないことが多く、 充電池が寿命を迎えると使い捨てになってしまう (eneloop mobile booster KBC-L54D など。3900円もするものを使い捨てにするのはモッタイナイ)。

一方後者は、 リチウムイオン充電池に比べると質量あたりの蓄えられる電力量 (重量エネルギー密度) が小さい。 18650 リチウムイオン充電池が、 3.7V * 2400mAh / 47g = 188Wh/kg 程度あるのに対し、 単三のエネループは 1.2V * 1900mAh / 27g = 84Wh/kg と、 リチウムイオン充電池の半分以下しかなく、 スマホの充電用としては力不足。

特に、 単三形ニッケル水素充電池 2本を用いる外付バッテリー (eneloop stick booster など) は、 2.4V (1.2V * 2) を倍以上の 5V (USB の電源電圧) に昇圧して出力するため、 900mAh 程度 (1.2V * 2 * 1900mAh / 5V, 損失があるはずなので実際にはもっと少ないはず) しか出力できず、 スマホを充電しても満充電にはほど遠い。 単三形ニッケル水素充電池を用いるなら 3本〜4本を直列すべきだが、 そうすると重く大きくなってしまい常時携帯するには不適。

というわけで、 私はスマホの充電に、 いわゆる中華充電器 (18650 Batttery Powered USB Bright Torch, 本体側面に 「PORTABLE POWER」 と書かれている) を使っている。 これはリチウムイオン充電池を利用する外付バッテリーだが、 18650 と呼ばれる (直径 18mm 長さ 65.0mm という意味) 安価な汎用リチウムイオン充電池 (一個 300円〜500円) を用いるため、 充電池が寿命を迎えたら充電池のみ交換できる。 18650 充電池の電圧 3.7V を 5V に昇圧して USB コネクタで出力する他、 充電回路も組み込まれているので、 USB ケーブルをつなぐだけで充電も可能。

18650 battery

写真 ↑ の直方体 (白と黒) が中華充電器。 黒い方は裏蓋を外して中身の 18650 充電池が見える状態にして撮影。 手前の面の USB A ソケットに USB ケーブルを接続して充放電を行なう。 中の赤い 18650 充電池は、 ノートPC 用のバッテリーを殻割りして取り出した充電池なので、 接着剤を剥した痕がある。 その隣の青い (「UltraFire」 と書いてある) 18650 充電池は、 香港の鴨寮街 (深水埗駅の出口すぐ) で買った 18650 充電池 2個パック (2個で HK$68 = 約 680円)。

Battery Graph while charging

もちろん、 安全回路なしのリチウムイオン充電池をセル単体 (つまり 18650) で扱うことは危険であり、 発火や爆発の可能性も考慮にいれた運用が求められる。 その危険性故に、 日本では 18650 は、 一般には市販されていない (秋葉原などでは売っている店もある)。 18650 を充電器から日常的に出し入れするなど、 ニッケル水素充電池 (エネループ等) と同様の感覚で扱うことは絶対に避けるべき。

この中華充電器は軽量コンパクトでありながら、 スマホを (ほぼ) 満充電にできるくらいの電力量があるので、 私は常に持ち歩いている。

Galaxy Nexus (香港で購入した GT-I9250) のバッテリーが残り 10% になった段階 (左のグラフで 19:47 の時点) で、 中華充電器による充電を開始してみた (ディスプレイを消灯したまま放置)。 2時間55分後 (22:42) に充電が停止し、 94% まで充電することができた。

Galaxy Nexus のバッテリーは、 1750mAh のリチウムイオン充電池 (スマホの中では容量が大きい方)。 3.7V 2400mAh の 18650 を 5V に昇圧して出力する中華充電器で、 Galaxy Nexus を 10% から 94% まで充電できれば悪くない。 つまり、 充電電気量は 3.7V * 2400mAh / 5V ≒ 1700mAh 程度になる (実際には損失がある) ので、 84% (94% - 10%) を充電できれば充分。 3時間弱の充電中も Galaxy Nexus が 150mAh くらいは消費しているはず (Galaxy Nexus など大抵のスマホは、 ほとんど使わない待受け状態で放置していても 12時間くらいしかバッテリーが持たない) なので、 実際に充電された電気量は 1750mAh * 84% + 150mAh = 1620mAh くらいになっていると思われる。

充電 (中華充電器にとっては放電) が停止したときの中華充電器の 18650 の電圧が 3.38V で、 リチウムイオン充電池の放電終止電圧 2.7V よりだいぶ高いが、 中華充電器の昇圧回路が機能する電圧がこのあたりなのだろう。 また、 中華充電器を満充電したときの 18650 の電圧は、 4.13V だった。 充電中の電圧は 4.2V を超えていないようなので (オシロスコープを持ってないので正確なところは不明)、 まあ大丈夫なのだろう。

Filed under: Android,香港 — hiroaki_sengoku @ 11:56
2011年1月6日

香港で Hutchison (3HK) SIM カードと Galaxy S (GT-I9000) を買ってみた

2009年の年末に香港に行ったときは、 Hutchison と CSL の SIM を比較して CSL を選んだが、 単に CSL の HK$1000 Prepaid SIM の有効期限が 2年だった (フツーは 6ヶ月) ことに魅力を感じたからで、 データ通信自体を比較したわけではなかった。 そこで今回は Hutchison Telecom Hong Kong (和記電訊, 3HK) の 3G Int'l Roaming Rechargeable SIM Card (3G 國際漫遊循環儲值咭) HK$98 (約1080円) を買うことにした。

3HK 3G Int'l Roaming Rechargeable SIM

今回の訪港は夜のフライトで、 しかも向かい風 (偏西風) が強くて到着が大幅に遅れ、 香港国際空港に着いたのは 23:00 過ぎ。 出発ロビーの 3Shop (3HK の店) も 1010 Centre (CSL の店) も既に閉ってる (正確に言えば到着ロビーに着いた時点で 23:30 だったので行くのを断念)。

ホテルへのバス (パックツアーなので空港⇔ホテルの送迎が含まれてる) の中で 24:00 を過ぎたので、 さっそく Nexus One (2009年の年末に購入した HK$1000 Prepaid SIM を入れてある) で 「179179」 にダイヤルして、 CSL の Mobile Broadband Service の 5-day pass を申し込む (HK$178, 約1960円)。

CSL の Mobile Broadband Service (データ通信サービス) は 24:00 が課金の区切りとなるので、 24:00 前に申し込んでしまうとそれが一日目とカウントされてしまう (例えば 23:00 に使い始めると、 1-day pass なのに 24:00 までの 1時間しか使えない恐れがあるが、 本当にそうなるのか恐くて実験できない ^^;)。 もっと早い時間に香港に着く場合だと、 最初の日に Mobile Broadband Service を申し込むべきか悩ましいことになる。
その点、 3HK SIM だと、 24:00 区切りなのは CSL と同じだが、 一日の上限 HK$28 (約310円) に達するまでは HK$2/MB の従量課金なので、 何時に着こうが迷わずデータ通信を開始することができる。
CSL の 1-day pass は HK$50 (約550円) なので 3HK の HK$28 が圧倒的に安く感じられるが、 5日間で考えると CSL の HK$178 に対し、 3HK は HK$28*5 = HK$140 と、 差が縮まる。

で、ホテルに着いて Nexus One を WiFi AP (ポータブル Wi-Fi アクセスポイント, Android 2.2 の標準機能) として使う。 ホテルの部屋でも無線LAN サービスが提供されているのだが、 一日の利用料が HK$100 (約1100円) とバカ高いので、 滞在中はずっと Nexus One をアクセスポイント代わりに使った。 ノートPC 2台 (前回前々回、香港で購入した NetBook) と Android 端末 2台 (今回購入した Galaxy S と IDEOS U8150-B) でこの 「WiFi AP」 を利用したが、 常に安定して利用できた。 しかも日中は (当然だが) スマートフォンとして使えるわけで、 これならモバイル WiFi ルータ専用機なんて要らない。

翌日、 旺角へ行って適当に歩いていて見つけた 3Shop (亞皆老街40-46號) で
3G Int'l Roaming Rechargeable SIM Card (3G 國際漫遊循環儲値咭) HK$98 を買う。
そして、 そこからほど近い電器店、 百老滙 Broadway (西洋菜南街78號) で Galaxy S (i9000) を買った。

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Filed under: Android,SIM,香港 — hiroaki_sengoku @ 09:36
2011年1月2日

香港海洋公園のパンダの動画を YouTube に投稿してみた

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。

香港海洋公園 (Ocean Park) には四頭のパンダがいる (屋外と屋内に二頭ずつ)。 パンダというと、 いつも寝ている動物というイメージがあったのだが、 午前中に訪れたためかとても活動的で、 パンダの様々な習性・行動を観察することができた。

Giant Panda Le Le

屋外のパンダ館 「大熊猫之旅」 (Giant Panda Adventure) でオスのパンダ 「樂樂」 (LE LE) の動画をデジカメで撮影していたところ、 寝てしまった。 そろそろお昼も近いのでお昼寝タイムなのかと残念に思いつつ、 カメラを回し続けていたら、 少々意外な行動に出た。

パンダの飼育係にとっては日常的な光景なのであろうが、 そもそも活動的に動くパンダを見る機会がある人というのも少ないだろうから、 このようなパンダの行動を公開することは少なからず意義があることと思う。 そこで、 YouTube で公開してみることにした(再生すると音が出るので注意):

私にとって YouTube 初投稿。 残念ながら 「sengoku」 および 「sengoku + 数字」 という ID は取得できなかったので、 「HiroakiSengoku」 という ID を取得し、 投稿してみた。

おまけ:

Giant Panda Le Le Fake   園内を徘徊していた 樂樂 (LE LE) の着ぐるみ。 本物とは似ても似つかないというか、 どうやったらパンダがこんなに怖くなってしまうのか理解できないというか。
Filed under: 香港 — hiroaki_sengoku @ 12:59
2010年12月31日

香港の深水埗で華為 IDEOS U8150-B (EMOBILE S31HW) を買ってみた

年末に香港へ行って電脳街を巡るのが毎年の恒例行事になってきた。 香港の電脳街は、 すでに秋葉原を追い越した感じがする。 近頃の秋葉は面白いモノをあまり見かけなくなり、 たまに見かけても、 大抵は香港などで流行ってるモノを単に持ち込んだだけで、 しかも値段は香港の倍以上だったりする。 デフレと言われて久しい日本だが、 PC にしろケータイにしろ値段が高すぎる。 これから発展していくアジアと、 これから衰退していくだけの日本ということなのか。

いつものように深水埗の高登電腦中心を巡回していたら、 大一(香港)有限公司IDEOS U8150-B を HK$1380 で売っているのを見つけた。 U8150-B といえば来年1月中旬にイー・モバイルから発売される予定の Pocket WiFi S (S31HW) の同型機。 ただし、 ファーウェイによれば、 グローバル展開されている 「IDEOS」 と日本向け S31HW は別の製品、 ということらしい。 なぜ日本は 「グローバル展開」 の対象ではないのだろう?

「Pocket WiFi S」は、 音声通話機能とAndroid™ 2.2を搭載したWi-Fiルーターです。 Android™ 2.2搭載端末としては国内最安※1となる端末価格19,800円(税込)での提供と、 国内最軽量※2の重さ約105gサイズを実現しました。

「国内最安」 「国内最軽量」 つまり世界基準では安くもなければ軽くもないということ。 本来 Android は 2.2 froyo 以降からデフォルトで 「ポータブルWi-Fiアクセスポイント」 として使えるのに、 わざわざ 「Wi-Fiルーター」 と呼んでいるあたりにも、 いかに日本が世界標準からずれてきてしまっているかを感じる。

とはいえ、 日本では 19,800円でしか買えない端末が HK$1380 (約 14,500円) で買えるのなら悪くない。 思わず衝動買いしてしまった。 画面が QVGA (2.8" 320x240) だったり、 内蔵カメラが貧弱 (一応 320万画素なのだが...) だったり、 CPU が MSM7225 528MHz だったりと、 Android 端末としては見劣りするものの W-CDMA I/II/V/IX (2100/1900/850/1700MHz) に対応したスマートフォンが 15,000円弱で買えるとなると、 一気に普及が進むヨカン。 ちょうど 2年前、 ここ香港で 4バンド GSM 機を HK$899 (約 10,000円) で買ったのが遠い昔のことのようだ。

中華 Android 端末なんて 「安かろう悪かろう」 だろうなどと思ってはいけない。 カスタマイズしすぎて Android とは別物になりつつある国産スマートフォンより、 よほど素直で使いやすい (そして圧倒的に安い)。 買った当初は値段相応の期待しか持っていなくて、 メイン端末が壊れたときなどの非常用端末くらいの感覚だったのだが、 高解像度の画面 (およびマルチタッチ) を必要としないアプリのほとんどがそのまま動いてしまった。 これなら非常用としてだけでなく、 大きな端末を持ち歩きたくない時とかにも使えそう。 Android 2.2 へアップデートできない一部の国産 Android 端末だと、 動かないアプリが沢山でてきてしまう。

ただし、 多くのアプリ開発者が QVGA などという尋常でない低解像度を想定していないためか、 Android マーケットでダウンロードできないアプリが少なからずある。 そういうアプリも別の Android 端末でダウンロードして得た apk ファイルを、 「adb install」 コマンドなどで IDEOS へインストールしてみると、 ほとんどが特に問題無く使えるようだ。

購入時のファームウェアは、

Androidバージョン2.2
ベースバンドバージョン2210
カーネルバージョン2.6.32.9-perf
huawei@product #1
ビルド番号U8150V100R001C127B818SP05

だったが、 この 「ビルド番号」 だと、 日本の一部(?)のキャリアの SIM でデータ通信できないという問題がある (音声通話は可能)。 例えば、 ドコモの SIM で mopera U を使う場合は 3G 通信可能だが、 ソフトバンクの銀SIM/黒SIM や、 WILLCOM CORE 3G の SIM では接続できなかった。

Huawei のページで U8150 のファームウェアを検索してみると、

ProductSoftware NameRelease Date
U8150U8150 V100R001C02B82 7SP02(Italy Vodafone ) 2010-12-15

が見つかった。 Italy Vodafone と書いてあるあたりが気になるが、 google で検索してみると、 このファームウェアを書込んだら 3G 通信できるようになった、 という旨のページを見つけた:

huaweidevice.comのサイトから、 「U8150 V100R001C02B82 7SP02(Italy Vodafone ) Host Software」 をダウンロードして解凍し、 出てきたファイルをmicroSDにコピーして、 ボリューム上と終話ボタンを押しながら電源を入れればファームアップが始まります。 一度目最後に失敗したら一度電池を抜いてもう一度同じ操作をすれば、ファームアップが正常に完了です。
ファームアップ後は、 まっさらに初期化されるため、 最初から設定しなおしです。 とはいえ、Andorid2.2とマーケットアプリのおかげで、 Googleアカウントを入れれば、 アプリも全部自動で勝手にマーケットからダウンロードして復活してくれるので楽です。 ファームアップ後のrooted も可能です。

さらに、 元のファームウェア V100R001C127B818SP05 も Huawei サイトからダウンロードできるようなので、 最悪の事態になっても元に戻せるだろうと思い、 上記ファームウェアを IDEOS に書込んでみた。 ファームウェアに同梱されている 「U8150 Software Upgrade Guideline」 に書込み方法の説明がある (英語版とイタリア語版の説明書が同梱)。

こばこのひみつ」 に書かれている通り、 書き込みの最後で 「失敗」 するのだが、 いったん電池を抜いて再起動すると正常に起動した。 また RageAgainstTheCage exploit を利用して root 権限を再取得できた。

更新後のバージョンは以下の通り:

Androidバージョン2.2
ベースバンドバージョン22201003
カーネルバージョン2.6.32.9-perf
huawei@product #1
ビルド番号U8150V100R001C02B827SP01

ダウンロードしたファームウェアのファイル名は末尾が 「...7SP02」 だったのに、 ビルド番号が 「...7SP01」 なのが気になるが、 ソフトバンクの銀SIM や WILLCOM CORE 3G SIM で試してみたところ、 正常に 3G 通信できている。

Filed under: Android,香港 — hiroaki_sengoku @ 01:11
2010年1月4日

香港で買ったプリペイド SIM カードを日本で使ってみる

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

香港 CSLPower Prepaid SIM $88 を買った (HK$88 = 約1060円)。 この SIM カードを妻の携帯電話 Motorola ZN200 に入れて、 一週間の香港滞在中、 互いに連絡するときに大いに利用した。 が、通話料が一分間 HK$0.1 (約 1円) と安すぎるので、 HK$82.20 も残ってしまった (つまり HK$5.80 しか使ってない)。

Power Prepaid SIM $88

有効期限は 2010年6月15日までの半年間。 期限内にチャージすればチャージした時点からさらに半年間有効。 SIM カードのパッケージの内側には、 海外 (香港でも 「於海外」 「Overseas」 って言うのか...) でのチャージ方法として A. 自動チャージ (香港での手続きが必要) B. バウチャー (香港で事前に購入が必要) C. PPS の三種類があると書いてある。

Power Prepaid SIM $88 inside

PPS (Payment by Phone Service ?) というと、 電話をかけて支払う方法だとばかり思っていたが、 インターネット経由でも可能であるようだ (「by Phone Service」 と言いながらインターネットでも可能とはこれ如何?)。 Top up Your Account ページで、 チャージ金額 (HK$50 ~ HK$300)、SIMカードの電話番号、クレジットカード番号 を入力することでチャージできそう。 したがって期限切れ直前にチャージすることにより次回 (たぶん年末に) 香港に行くときに使うこともできそうだが、 一年間使わずに寝かせておくよりはと思い、 Yahoo!オークションに出品してみた

この SIM カードは日本でも、 3G 対応の携帯電話なら使用できる (Motorola ZN200 は GSM 専用機なので日本では使えない) ので、 HTC P3600 に入れて試しに少し使ってみた (正確に言うと、 課金される実験は HK$1000 Prepaid SIM を使用したので、 Power Prepaid SIM $88 の残度数は減らしていない。 どちらの SIM も機能的には同じ)。

まず、 着信は普通に可能。 日本から 「010-852-6714-XXXX」 (「010」 は日本において国際電話をかけるときの国際プレフィックス、 「852」 は香港の国番号、 「6714-XXXX」 は、この SIM カードに割り当てられた香港内での電話番号) にダイヤルすれば、 この SIM カードを入れた電話機が日本にあっても着信する (Roaming Service)。 ただし 30秒ごとに HK$25 かかる (国によって HK$8 ~ HK$25。 深圳とかなら HK$8)。

発信は、 中国以外だと直接発信ができないのでコールバックしてもらう方式。 つまり 「*108*」 に続けて相手先の電話番号を香港からかける形で押して、 最後に 「#」 を押した上で発信。 例えば東京都の固定電話 03-5771-1328 にかけるのであれば、 「*108*00181357711328#」 とダイヤル。

すると香港から電話がかかってくる (コールバック) ので、 出ると中国語で何やら言ったあと、 相手先 001 81 3 5771 1328 (001 は香港において国際電話をかけるときの国際プレフィックス、 81 は日本の国番号、 3 は東京の市外局番03) を呼び出してくれる。 相手先が出ればそのまま通話できる。 つまり日本国内宛に電話をかける場合も、 香港から日本への国際電話 2本使って通話することになる。 なお、 「*108*」 の代りに 「*108*1*」 にすると、 コールバックの時の発声を中国語のかわりに英語で言ってくれるらしい (試すとまた課金されてしまうので未確認)。

コールバックに応えた時点で、 相手先につながるか否かにかかわらず課金される。 相手先が出てくれなくても 30秒ごとに HK$25 も課金されてしまうので注意が必要。 試しに私の PHS に前述のダイヤル方法 (*108*00181705013YYYY#) でかけてみた。 すると 「通知不可能」 で PHS が鳴った。 ちょっと鳴らしてみただけなのだが、 通話時間 (コールバックに応えてから切断するまで) としては 19秒もかかり、 HK$6.5 もかかった (香港滞在一週間で使った度数より大きい! *_*)。 数秒鳴らすだけで、 香港内同士 (local call HK$0.1/min) なら 1時間分以上の通話に匹敵する課金なのだから恐れ入る。

というわけで通話の Roaming Service は高すぎて実用的ではない (国際ローミングなんてどこもそんなもの?) が、 日本にいながら香港の番号での着発信の確認をできる意味はあるかも (香港に行く前から電話番号を周囲に伝えておく場合など)。

一方 SMS (Short Message Service) は、 一通 HK$3 なので香港内同士 (一通 HK$0.8) に比べてさほど割高ではない (そもそも local で一通 10円というのが高いと思うけど)。 しかも、 受信側は香港内外問わず無料でメッセージを受け取ることができる。 日本ではあまり一般的ではない SMS だが、 日本以外だととても普及している。 SMS は通信キャリア・国を越えて利用できる共通基盤になっているのに、 日本の通信キャリアはいまだに事業者間接続でモメているようだ。 よく知られているように、 twitter の文字数制限が 140文字なのは、 SMS の制限が 140オクテットであることを踏襲している。

日本を除くほぼ全世界で共通のテキスト・メッセージサービスとして定着した。 現在の全世界のSMSの利用者は約24億人で、 世界中の携帯電話ユーザーの約74%がSMSを利用している。

まず SMS の着信を試してみる。 Skype で SMS を 「+852-6714-XXXX」 に送ってみる (€0.051 = 約8円かかった) と、 携帯電話が日本にあっても着信する。 日本語表示が可能な携帯電話 (HTC P3600) なので、 日本語を含むメッセージも問題なく表示できた。 念のため残度数が減ってないことを確認。

「*109#」 にダイヤルする (もちろん無料) と、 次のような残度数を知らせるメッセージが、 差出人 「179179」 から SMS で届くので残度数を確認できる。

6714XXXX with $82.20 stored-value. The expiry date is 15/Jun/2010.

次に SMS の発信を試してみる。 別の SIM カード (HK$1000 Prepaid SIM) を HTC P3600 に入れて、 HTC P3600 の標準アプリケーション 「メール」 を使って SMS を 「+8526714XXXX」 宛に送ってみた。 宛先欄に 「+」 記号を含めて入力することが重要。 残度数を調べると、 送信に HK$3 かかったことが確認できた。 続いて SIM カードを元の Power Prepaid SIM $88 (電話番号が 6714XXXX) に戻すと、 先ほど別 SIM カードで送った SMS が着信した (SIM カード入れ替えを行なったのは、 手元に 3G 対応携帯電話が一台しかないため)。

Filed under: SIM,香港 — hiroaki_sengoku @ 07:07
2009年12月29日

香港で HSDPA つなぎ放題に挑戦 ~ 5日間で HK$178 (約2000円)

昨年、香港を訪れたときは、 ホテルに無線LAN があるから安心と油断していて、 事前に携帯電話でのデータ通信に関して下調べを怠っていた。 今年も同じホテル (油麻地という立地のよさと安さで選んだ) で、 ホテルの無線LAN は値段が高いことが分かっていたので、 今回こそは携帯電話で、 それも EDGE (GPRS) ではなく HSDPA でインターネットへつなぐぞっと、 渡港前に調べておいた。

まず、 昨年利用した中国移動通信Mobile Data Stored Value SIM Card は、 「*106*01#」 へダイヤルすると月額 HK$98 (約1100円) でつなぎ放題。 とても安いが、 EDGE (Enhanced Data Rates for GSM Evolution) なので最大でも 473.6kbps しか出ない (もっと遅いはず)。

Mobile Data Stored Value SIM Card

イマドキ EDGE の帯域ではつらい。 せっかく 3G な携帯電話 HTC P3600 を持っているのだから、 やはり HSDPA (High Speed Downlink Packet Access) を使いたい。 というわけで Hutchison 3CSL のデータ通信について調べた。

Hutchison 3 の HSDPA Broadband Access Rechargeable SIM Card だと、 設定無しでそのままデータ通信できて 1MB あたり HK$2 で、 一日 (0:00~23:59) の上限が HK$28、 一ヶ月 (開始日~翌月の同じ日の前日) の上限が HK$298。 データ通信のためのアクティベートが不要というのは魅力的。

一方、 CSL の Power Prepaid SIM Card だと、 1-Day Pass が HK$50、 5-Day Pass が HK$178、 30-Days Pass が $788。 それぞれ最終日 (1-Day Pass なら開始当日、 5-Day Pass なら開始日を 1日目と数えて 5日目) の 24:00 まで有効 (と説明書には書いてあるが、実際には 27:30 ごろまで使えた)。

Power Prepaid SIM Card

値段だけ見ると Hutchison 3 の方に軍配が上がるが、 香港在住の知人の話によると、 Hutchison 3 は安いが、 安定性は CSL が上とのこと。 うむむ... 悩ましい。

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Filed under: SIM,香港 — hiroaki_sengoku @ 09:36
2009年12月25日

香港の灣仔電腦城で 2万2千円の NetBook、 olevia P10-122HK を買ってみた

香港の灣仔電腦城 (Wan Chai Computer City, MTR 灣仔駅 A4出口すぐ) の 3階 (香港の呼び方だと 2樓) にあるパソコンショップ Cyber-Pro Computer Limited (210-211號鋪) で、 olevia P10-122HK を HK$1899 (約 22,000円) で売っていた。 これは Linux ubuntu 版の値段で、 Windows XP 版は HK$2199 (約 25,500円)。 香港版の Windows XP なんて広東語を喋れない私には無用なので、 むしろ Windows ライセンス無しの方がありがたい。

olevia P10-122HK

写真↑ の 「$」表記は、 もちろん香港ドル (1 香港ドル = 0.129 米ドルくらい)。

ちょうど一年前に香港で買った NetBook も olevia だったので、 二年続けて olevia を買うのは能がないな~ と思ったのだが、 旺角や灣仔や深水埗の電脳街を巡回した限りでは、 HK$2000 を下回る NetBook は数機種しかなく、 その中で一番安かった olevia P10-122HK を買った。 クレジットカード払いだと 3% 増し (+HK$57) になると言われたので、 灣仔電腦城の入口の真正面にある ATM (電脳街に ATM は必需品?) までお金をおろしに行った。

昨年買った olevia X10A-1160 は SOTEC C101W4 と同型機だったが、 今回の olevia P10-122HK も別ブランドで日本でも売られていたりするのだろうか? スペック的には X10A も P10 もほとんど同じで、 電源アダプタの規格 (19V 3.42A, プラグ形状) も同じ。

ChipsetIntel Atom N270 1.6GHz
Memory1GB DDR2
BatteryLithium-Ion 11.1V 2.2Ah
LCD10.1” 1024x600 SVWGA
HDD160 GB (SATA)
I/OD-sub*1 , USB 2.0*3 , Mic-in
Headphone, LAN
Webcam1.3M Webcam
SoundStereo speakers

違いというと、軽く、小さくなったことくらいだが、 値段が 1万円以上安くなって 2万2千円になったのが大きい。 もはや (SIM ロックフリーの) 3G ケータイより安い。 このペースで行くと来年は 1万円強くらいで買えたりするのかも? NetBook が 100ドル PC になってしまうのか。

X10A-1160P10-122HK
PriceHK$2880HK$1899
Weight1.3 kg0.99 kg
Dimension26.5*18.5*2.5cm25*17.5*3cm
WiFi802.11b/g802.11b/g/n

ちなみに、 山寨.com によると、 P10 は olevia (TV や DVD 機器などで有名) が提供する最初の netbook だそうだ。 だとすると、昨年私が買った X10A-1160 は何だったのだろう?

This is the first netbook offering from Olevia, the Olevia P10. A 10.1 inch device that Olevia hopes will herald their march into the markets of the West. This is interesting because Olevia already has a presence in the US and is one of the first major Chinese consumer electronics players to attempt to leverage their brand to sell netbook PCs in the US. Is this the first of a deluge of Chinese brands that will soon flood the US market?
山寨.com から引用

2万円以下の NetBook が普通になると、 NetBook の使われ方が大きく変わりそうな気がする。

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Filed under: 香港 — hiroaki_sengoku @ 11:52
2008年12月29日

香港の旺角電腦中心で NetBook OLEVIA X10A-1160 を買ってみた

香港の旺角電腦中心 (Mongkok Computer Centre) の 4階 (香港の呼び方だと 3樓) 320號にあるパソコンショップ 「道亨顧問有限公司」 (Dorman Consultants Limited) で、 NetBook OLEVIA X10A-1160 を HK$2880 (約 33,000円) で売っていた。

Olevia X10A 10.1" notebook

Olevia X10A 10.1" notebook

Operation SystemLinux (Windows Compatible)
ChipsetIntel Atom N270 1.6GHz
BIOSPhoenixBIOS 1.0.00-31
Memory1GB DDR2
LCD10.1” 1024x600 SVWGA
HDD160 GB (SATA) WD1600BEVT
I/OD-sub*1 , USB 2.0*3 , Mic-in
Headphone, LAN
BatteryLithium-Ion 11.1V 2.2Ah (3 cells)
Webcam1.3M Webcam
SoundStereo speakers
Dimension26.5*18.5*2.5cm
Weight~1.3 Kg (including 3 cells battery)

物価が安い香港と言えど、HK$3000 以下の NetBook というと EeePC 701SDX あたりになってしまうわけで、 メモリ 1GB, HDD 160GB の Atom N270 で HK$2880 というのは興味深い。 その場で悩み込むこと数分間。 店員がべらべら説明を始めたが、広東語なので何も分からない (^^;)。

同等スペックの NetBook としては、 例えば acer Aspire One AOA150 がある。 メモリ 1GB, HDD 160GB, Atom N270, WSVGA, 無線LAN あたりは同等で、 違いは Aspire One AOA150 の方が若干小さく (画面サイズも 1インチほど小さい)、 LAN が 100Mbps (X10A は 1Gbps) で、 Webカメラの画素数が 30万画素 (X10A は 130万画素) である点など。 Aspire One AOA150 の最安値は 35000円くらい?

何より OS が Linux というのがいい。 香港版の Windows XP なんて広東語を喋れない私には無用であるわけで、 HK$600 くらいはする Windows XP ライセンスが付いた PC は避けたいところ。 一応 「Windows Compatible」 を謳っていて 「Designed for Microsoft WindowsXP」 シールも貼ってある。

買う一歩手前まで行ったのだが、最後の背中のひと押しが無かったのと、 妻がホテルで待っているというのがあって、 これから帰る旨を電話で伝えて、 後ろ髪を引かれつつお店を後にした。

ところが

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Filed under: ハードウェアの認識と制御,香港 — hiroaki_sengoku @ 08:25
2008年12月26日

香港 電脳街 住所と最寄駅出口の まとめ

香港の電脳街は「高登電腦中心」のように、 巨大な看板があるので駅の出口さえ間違えなければ迷いようがないビルがある一方で、 「旺角電腦中心」のように駅から少し離れているうえに入口が目立たないので、 場所を知らないと辿り着けない恐れがあるビルもある。

旅行前の準備で、 電脳街の場所を調べるのに苦労したので、 Google Maps での位置をまとめておく。 ついでに最寄駅の出口、道路の名前、ビルの名前も付記した。 駅の出口と道路の名前さえ覚えておけば探すのは難しくないはず。 「街」 「道」 がついているのが道路の名前で、 それぞれ「street」 「road」 の意味。 ちなみに 「站」 は 「駅」 の意味で、「大廈」 は 「ビル」。

「1樓」「1/F」は日本で言うところの「2階」のこと。 「2樓」「2/F」は「3階」。 つまりイギリスと同じ数え方。 「地下」 「G/F」 (Ground Floor) が、 日本で言うところの「1階」になる。 「地下」が「1階」なら、 日本で言うところの「地下1階」は一体何て言えばいいんだ? という疑問が湧くが、 「第1層地庫」 「地庫1層」 「地庫一」 「地庫1樓」 「1/B」 (1st Basement) などと表現するらしい。

電腦街住所/地図 Google Maps最寄駅/出口ビルの名前
新高登電腦廣場
New Capital Computer Plaza
深水埗 元州街 85-95號
85-95 Un Chau st. Sham Shui Po
深水埗站/D2
Sham Shui Po
金必多大廈
Capital Bldg
高登電腦中心
Golden Shopping Centre
深水埗 福華街 146-152號 上層
1/F 146-152 Fuk Wah st. Sham Shui Po
深水埗站/D2
Sham Shui Po
黄金大廈
Golden Bldg
黄金電腦商場
Golden Computer Shopping Arcade
深水埗 福華街 146-152號 地下
G/F 146-152 Fuk Wah st. Sham Shui Po
深水埗站/D2
Sham Shui Po
黄金大廈
Golden Bldg
鴨寮街
Ap Liu st.
深水埗 鴨寮街 143-220號
143-220 Apliu st. Sham Shui Po
深水埗站/A2, C2
Sham Shui Po
先達廣場
Sin Tat Plaza
旺角 亞皆老街 83號
83 Argyle st. Mongkok
旺角站/D2
Mongkok
先施大廈
Sincere House
旺角電腦中心
Mongkok Computer Centre
旺角 奶路臣街 8號
8 Nelson st. Mongkok
旺角站/E2
Mongkok
宏景樓
Grandview Bldg
星際城市
Sim City
旺角 山東街 47-51號
47-51 Shantung st. Mongkok
旺角站/E2
Mongkok
中僑商業大廈
Chung Kiu Commercial Bldg
MK1超級數碼廣場
Mk1 Super Digital Mall
油麻地 彌敦道 525號
525 Nathan rd. Yu Ma Tei
油麻地站/B1
Yu Ma Tei
寶寧大廈
Bell House
灣仔298電腦特區
Wan Chai 298 Computer Zone
灣仔 軒尼詩道 298號
298 Hennessy rd. Wanchai
灣仔站/A4
Wan Chai
廣生行大廈A座
Kwong Sang Hong Bldg Blk A
灣仔電腦城
Wan Chai Computer City
灣仔 軒尼詩道 130號
130 Hennessy rd. Wanchai
灣仔站/B1
Wan Chai
修頓室內場館
Southom Stadium

「數碼」(「數」は「数」の繁体字) は「デジタル」の意味。 深水埗站 D1 出口には、 數碼之源 Digital Hub と銘じたオブジェがある。

Filed under: 香港 — hiroaki_sengoku @ 21:46
2008年12月25日

香港の旺角で GSM ケータイ Motorola ZN200 を買ってみた

円高のおかげか、香港パック旅行が格安で売られていた (残念ながらサーチャージは改訂前だったので原油安の恩恵は受けられず) ので、 連休 (KLab は 12/22 が休みなので 12/20-23 が四連休) に休みを追加して香港へ行ってきた。

香港といえば (SIM ロック フリー) 携帯電話。 ホテルが旺角の近くなので、 まず先達廣場へ行ってみる。 携帯電話屋が多数集まっていることで有名な先達廣場だが、 安いのは Nokia 1208 (HK$200 くらい) などの 2バンド GSM (dual-band, 900/1800) 機ばかりで、 これだと 1900MHz 帯をサポートしていないので米国などで使えない。 4バンド GSM (quad-band, 850/900/1800/1900) 機だと結構高め (HK$1300~)。 安さを求めるなら先達廣場はあまり向いていないのではないか? そもそも旺角の物価が (新界に比べると) 少々高め。

まあ、最近の為替レートだと HK$1 = 12円以下なので、 高いと言っても高々 15,000円程度ではあるのだが、 海外旅行中に通話専用として使う携帯電話としては安いに越したことはない (データ通信にも使う携帯電話としては HTC P3600 を既に持っているので)。

先達廣場を出て、西隣にあった家電量販店 國美電器 を覗いてみると、 Motorola ZN200 を HK$899 で売っていた。 期間限定のキャンペーン価格のようだ。 零細ショップより大手量販店の方が安くなるのは、 旺角も秋葉原も同じ、ということなのだろうか。 それまで見た 4バンド GSM 機の中では一番安かったので、 これに決めた (約 1万円)。

続いてプリペイド SIM カード Super Talk Stored Value SIM Card の Starter Pack HK$48 を、 PEOPLES Shop (China Mobile) で購入 (HK$43)。 2枚買って、Motorola ZN200 と HTC P3600 にそれぞれ入れた (2枚で約 1000円)。

たまたま登打士街 (Dundas st) を歩いているときに、 PEOPLES の看板が目に入ったので PEOPLES Shop で SIM カードを買ったが、 Distribution Channels によれば 7-Eleven などでも売っているらしい。 でも、忙しそうな 7-Eleven の店員に SIM カードのことをあれこれ尋ねて買うのは気が引けるのだが... その点、PEOPLES Shop は 「マル優」 マーク付なので安心かも。

通話料は繁忙時間帯 (12:00~20:59) で HK$0.12/分 (1.4円)、 それ以外の時間帯だと HK$0.05/分 (0.6円) であり、 香港の物価水準から考えても、えらく安い。 4日間の滞在では SIM カードの度数がほとんど減らず、 HK$40 以上が残ったままだった。

デフォルトで国際ローミングを行なう状態になっているようで、 日本に戻ってきてから香港の電話番号 010-852-XXXX-XXXX へかけたら、 ちゃんと HTC P3600 が鳴った。 SoftBank あるいは NTT DoCoMo のいずれの UMTS (Universal Mobile Telecommunications System) 網に接続していても着呼できた。 もちろん Motorola ZN200 は GSM 専用なので日本では使えない。

ただし、データ通信 (Mobile Data Service) は HK$0.04/KByte もするので、 ちょっと画像が多いページを閲覧したりすると、 SIM カードの度数が一瞬で無くなってしまう (1.2MB ダウンロードするだけで HK$48 になるから当然だが) ので、 少しでもデータ通信するなら Mobile Data Package (データ定額 HK$98/月) を利用すべき。 実は、 香港滞在の最終日に、 ごく短時間のアクセスのつもりで PC に HTC P3600 を接続して Web ブラウズしたのだが、 たまたまアクセスしたページに画像が沢山貼ってあった ;-( おかげで、 HK$40 以上残っていた SIM カードが、 そのページを表示しただけで無くなってしまった。

なお、 Mobile Data Service を利用するには、 * 1 0 6 * 0 1 # へ電話をかけてサービスを有効に (activate) する。 私は利用しなかったが、 Mobile Data Package を利用するには、 Mobile Data Service を有効にした上で、 * 1 0 3 * 0 1 # へ電話をかけて利用開始 (subscribe) すればよいらしい。

Mobile Data Package 利用中は、 30日経つたびに HK$98 が SIM カードから差し引かれるので、 利用しないときは、 * 1 0 3 * 0 2 # へ電話をかけて Mobile Data Package を利用中止 (cancel) する。

Mobile Data Package を利用しなかった (できなかった) のは、 インターネット接続はホテルの無線LAN を利用すればよい、と考えていて、 携帯電話でのデータ通信に関して下調べを怠っていたから。 旅行前に、 滞在するホテル The City View (旧 YMCAインターナショナルハウス) は、 「部屋からインターネット接続できる (らしい)」との記述を見つけて安心していた:

部屋からインターネット接続出来る。(らしい)
以下、文面のコピー。

<ブロードバンドインターネットアクセス>

当ホテルでは、客室・ロビー・会議室・レストラン・ラウンジ内の どこからでも高速インターネットにアクセスできる 「ブロードバンド・インターネット接続サービス」がご利用いただけます。
お客様のご利用されるパソコンに、 ワイヤレスでのインターネット接続に必要な802.11b/Wi-Fiが搭載されていない場合、 専用アダプターもご用意いたしております。
詳しい内容については、 ホテルのビジネス・センターまでお問い合わせください。

※ご利用にあたっての重要なお知らせ※

「ブロードバンド・インターネット接続」サービスをご利用いただくにあたり、 以下の内容にご承認・ご同意下さるようお願い申し上げます。
インターネットを通じたメッセージの安全な送受信は100%保証することは出来ません。 インターネットによる通信では、 更新の中断や送信の遮断・ネットワークの繁忙状態による送信の遅れ、 誤ったデータの送信などのエラーが生じる可能性があります。
当ホテルおよびサービスプロバイダーは、 細心の注意を払って同サービスの提供に努めておりますが、 お客様が「ブロードバンド・インターネット接続」サービスを ご利用されることによって・もしくは利用出来ないことによって、 万が一、何らかの直接的・間接的な、 もしくは偶発的・必然的な損失やダメージ・負債・補償請求などの被害を被った場合、 当ホテルおよびプロバイダーは一切の責任を負いません。

実際、部屋にはこの文面と同じ紙があった。 ところが、 この「ブロードバンドインターネットアクセス」に接続してみると、 Systech Telecom が提供している有料サービスだった。 それも香港の物価水準と比較すると法外に高い HK$100/日。 誰がこんなサービスを利用するんだ? (泣く泣く利用したけど...) 「※ご利用にあたっての重要なお知らせ※」を書くなら、 真っ先に有料であることを書くべきではないのか? > ホテル

一ヶ月の携帯電話データ定額より、 一日の無線LAN の利用料の方が高いとわ... (*_*)
ちゃんと下調べして Mobile Data Service を利用すればよかった...

おまけ:

こういうのを見ると ↓ 香港の物価の安さを実感する。

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Filed under: SIM,香港 — hiroaki_sengoku @ 09:17