仙石浩明の日記

SIM

2016年8月3日

カナダで fido と WIND と Virgin のプリペイド SIM カードを買ってみた

8年ぶりのバンクーバー。 前回来た (2008年5月) 後にバンクーバーオリンピック (2010年) があって、 街がいろいろ変わってた。 オリンピックが終わっても不動産バブルはドンドン膨らみ続け、 巨大なビルがドンドン建てられている (が、テナントは入らず既にバブル崩壊状態?)。

でも、 それに負けず劣らず大きく変わったのがネット環境。 2008年5月当時はスマホがまだ一般的でなく (iPhone 3G の発表は 2008年6月)、 通信手段と言えばモデムだけ。 ホテルの部屋に LAN は無く、 公衆無線LAN も部屋には届かず、 かろうじていくつかのカフェで Wi-Fi が利用できたので、 わざわざカフェまで行ってネットにアクセスしていた (2008年なので Advanced W-ZERO3[es] で)。 滞在中ほとんどネットにアクセスできなかった (しかもホテルでさえネット無し!) なんて、 今から思うと考えられない。

ちなみに 2008年当時でも、 ワイキキなら多くのホテルは部屋まで LAN が来ていたし、 ホテルの部屋から公衆無線LAN でネットにアクセスすることもできた。 2008年くらいにもなるとモデムを使う羽目に陥ったことは皆無だったはず。 米国のホテルでモデムを使ったのは 2005年くらいが最後だったと思う。

8年前に泊まったホテルも、 今回のホテルも、 ロブソン通 (Robson St) に面していてすぐ近く。 8年前と違うのは周囲にケータイ屋が溢れている点。 ホテルを出てちょっと歩き回ってみるだけで、 fido, WIND, Virgin, Telus, Bell, Rogers など、 ほとんど全てのキャリアのお店を見つけることができた。 ホテルから歩いて最初に見つけた fido に入ってみる。

Fido Solutions

Fido Solutions は Rogers の子会社。 fido という名前の有名な犬がイタリアにいたらしい。 空襲の犠牲となった主人を14年間待ち続けたイタリアの忠犬フィド (イタリア語だと 「フィド」 だけど、 英語では 「ファイド」 と読むようだ)。 この犬にちなんで fido のロゴには犬小屋が描かれている。

fido のプリペイドSIM には、 月額 (By the Month) プラン ($15.75, $25.75, $30, $35, $45, $55, $60, $70) と従量 (By the Minute) プランと一日 (By the Day) プランがある。 もちろん 「$」 はカナダドル、以下同様。 月額プランのうち $15.75 〜 $35 のプランと、 一日プランは通話&SMS のためのプラン (例えば $35 の月額プランは 500分の通話が含まれていて SMS は無制限に使える) で、 データ通信に関しては従量プランと同じ。 したがってデータ通信がメインで SMS は使わない人 (= 私) にとっては、 $15.75 〜 $35 の月額プランや一日プランは (従量プランと比べて) メリットが無く、 従量プランあるいは $45 以上の月額プランが選択肢となる。

従量プラン$15.75$45$55$60$70
ローカル通話40¢/分30¢/分含300分含500分無制限無制限
長距離通話80¢/分70¢/分45¢/分45¢/分無制限無制限
夜間通話放題無し無し5pm-7am5pm-7am全日全日
国内SMS30¢/通無制限無制限無制限無制限無制限
国際SMS35¢/通無制限無制限無制限無制限無制限
データ通信要アドオン要アドオン400MB
5¢/MB
750MB
5¢/MB
1GB
2¢/MB
2GB
2¢/MB

もちろん「¢」はカナダセント、以下同様。 従量プランにはデータ通信が含まれていないので、 アドオンとして以下のデータパッケージを追加することが必須。 $45 以上の月額プランではこのアドオンを追加することはできない。

データ量月額料金超過料金
100MB$1015¢/MB
500MB$205¢/MB
1GB$305¢/MB

2週間の滞在で 1GB くらいは通信するだろうから、 選択肢としては $60 の月額プランか、 従量プランに 1GB のアドオンを追加するか、 の二択。 前者だと 1カナダドル=約80円なので 4800円くらい。 米国とかと比べると 1G で 5000円近くというのは割高感がある。 後者はそもそも 40¢〜80¢/分という通話料が高すぎ。 迷った末に $60 の月額プランを選んだ。

ところが、 支払う段階になってさらに 「Minimum Refill Amount Required $10.00」 が必要と言われる。 しかも消費税 12% が加わって、 しめて $78.40 (約 6300円)。 う〜ん、 これで 1GB しか使えないというのは高いなぁ。 「Refill Amount」 って言ってるけど、 残高 (balance) には加算されない。 預り金 (デポジット) みたいなもの? SIM 代と言ってくれたほうがスッキリするなぁ。

従量プランだと通話 1分 40¢ も課金される。 滞在中に残高を気にしながら電話するのはちょっとなぁ (残高が足らなくなってきたら refill しなきゃならない)、 と思ったので月額プランを選んでしまったのだけど、 多くても一日 5回くらいしか電話しなかったので、 2週間の滞在で合計 50分もいくかどうか。 最初に $20 くらい refill しておけば充分だった。 私の場合、 長距離通話の必要はないし、 SMS もほとんど使わない (ハングアウト等のチャットアプリを使えば済む)。

従量プランでデータ通信する場合は、 アドオンとしてデータパッケージを購入する。 1GB が $30 なので、 通話料が $20 とすれば合計で $50、 つまり従量プランのほうが $10 ほど安くなる。 滞在期間が短い場合や、 通話をあまりしない場合は、 従量プランを選択すべき。

SIM を Nexus 5X に入れてアクティベートしてもらうと、 無事 LTE が使えた。 fido は Rogers の通信設備を利用しているので LTE は Rogers と同じ Band 4 (1700/2100 MHz) と Band 7 (2600 MHz) そして現在展開中の Band 12 (700 MHz, Band 17 を内包する) が利用できる。 3G は Band II (1900 MHz) と Band V (850 MHz)。 いずれも Nexus 5X はサポートしている。

2週間の滞在で通信量を 1GB に収めようとするとかなり節約しなければならない。 Wi-Fi が使えるところでは Wi-Fi を使い、 ホテルでは Nexus 5 を Wi-Fi ルータとして使い (後述)、 できるだけデータ通信量を節約したのだけど、 ほとんど初めての土地 (8年前に来たけどほとんど忘れてた) だとどうしても Google Maps を見ることが多くなりがちで、 1日 100MB くらいは使ってしまう。 10日目くらいで通信量が 1GB を超えてしまった。

月額 $60 のプランだと、 1GB を超えたぶんは 1MB につき 2¢課金される。 仮に 1日に 100MB 使えば $2 になる。 たかが $2 と思うかもしれないが、 月額プランは残高ゼロのままで使えるのがメリットなのに、 課金が発生すると refill しなければならず面倒。

というわけで、 せっかく月額プランにしたのに、 結局 refill することになってしまった。 残高を気にして refill することになるなら、 最初から 40¢/分の通話料を払う従量プランにすればよかった。 なお、 従量プランに 1GB のデータパッケージを購入した場合は、 1GB を超えたぶんは 1MB につき 5¢課金されるので、 (1MB につき 2¢の) 月額プランより 2.5倍高く、 月額プランの意味がないとまでは言えない。

クレジットカード払いで (オンライン) refill する場合は、 カナダの住所でないとダメ。 というのも、 クレジットカード会社に登録している住所を入力する必要があるのだけど、 国名が 「Canada」 固定で変更できない (州もカナダの州から選ぶ選択式だし、 郵便番号はカナダ式でないとエラーになる)。 ところが、 クレジットカード会社に (その) 住所で認証を求めるらしい。 クレジットカード会社の判断次第というところもあるけど、 多くのクレジットカード会社は住所が異なっていると承認しない。

INTERAC Online を使う方法もあるらしいが、 Scotia Bank, RBC (Royal Bank), TD (Bank of Canada), BMO (Bank of Montreal) のいずれかに口座がないとダメ。

結局のところカナダ在住者でないかぎり refill カードを買うしかない、 ということのようだ。 これは fido に限らず他のキャリアでも同じ。 日本からの旅行者が refill カードを買うしかない、 というのは分からなくもないが、 お隣の米国から来た人でさえそうだというのだから、 いかがなものかと思う。 SIM の有効期限が切れてしまうから一刻も早く refill したいが、 それには何百キロも走ってカナダへ行ってくるしかない、 なんて笑えない話も米国にはあるようだ。

refill カードは買った日から 30日間しか有効でない (未確認) ので、 買いだめしておくわけにもいかない。 国によっては、 買ってから一年くらいは (何年も?) 有効な refill カードもあるのに、 カナダのキャリアはどうしてこう融通が効かないのだろう? ちなみに米国のキャリアも、 クレジットカード払いで refill する場合は SSN が必要だったりするので非居住者にはハードルが高いが、 幸いキャリア以外から refill カードを買うことができる (支払は PayPal が利用できる)。

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Filed under: SIM — hiroaki_sengoku @ 11:55
2015年10月6日

米国 BYOD プリペイド SIM の GoSmart を使ってみた 〜 $35 で 30日間 かけ放題、4G データ 2.5GB 〜

私は米国 AT&T のプリペイド SIM を (毎年 refill して) 維持している。 日本に居るときは料金プランを月額料金が無料で従量制の 「10¢ / minute」プランにして残高が減るのを防ぎ、 訪米する直前に 「$60 Monthly」プランに切り替えて、 $60 で 30日間 4GB までのデータ通信ができるようにしている (通話・SMS は無制限)。

ところが今回初めて 30日間を超えて 35日間米国に滞在したので、 最後の 5日間ほどデータ通信ができなくなってしまった (通話は 「10¢ / minute」プランでもできる)。 もちろん、 二ヶ月続けて 「$60 Monthly」 を契約すればデータ通信できるのだけど、 たった 5日間のために $60 も払うのはモッタイナイ。 そこで、 最近米国で流行っている BYOD (Bring Your Own Device) SIM を買ってみることにした。

BYOD SIM を買ってから気付いたが、 訪米の 20日ほど前に AT&T の 「$45 Monthly」プラン (1.5GB までのデータ通信が可能) を契約し米国滞在中に (一度だけ) 自動更新すれば、 未使用データ通信量は一度だけ Rollover されるので、 二ヶ月分の計 3GB が利用できて、 二ヶ月分の料金 $90 で済む。
BYOD SIM で 500MB 以上のデータ通信を行なおうとすると月単位の料金プランを契約する必要があって、 最低でも (SIM 代金と月額料金の合計で) $40 くらいはかかるので、 AT&T 「$60 Monthly」 + BYOD で合計 $100 になってしまう。 AT&T 「$45 Monthly」 + BYOD なら合計 $85 だが、 1.5GB + BYOD だとちょっと心許無く、 $5 の差なら AT&T の 「$45 Monthly」* 2ヶ月 3GB のほうが好ましい。
とはいえ、 一度 BYOD SIM を使ってみたかったということで... (^^;)

(注) 後述するように BYOD SIM は今まさに価格競争が起きている。 近いうちに (現時点ですでに?) 結論は変わってくるかもしれない。 すなわち、プリペイド SIM は refill して維持するよりも、 訪米ごとに使い捨てたほうがいい、ということになってしまうかも? (もちろん、訪米頻度に依存する)

日本では BYOD は、 「企業における私物端末の持ち込み」 という意味に限定されて使われているが、 米国だと持ち込み先は 「企業」 に限らず、 「年間契約が不要なプリペイド・プランへ自分の端末を持ち込む」 という意味にも使われているらしい。

もちろん米国では何年も前から、 プリペイド SIM を単体で購入し、 (日本から持ち込んだ) SIM ロック・フリー スマホに入れて使うことはできた。 でも、 AT&T や T-Mobile などのショップで (英語を喋って) 購入する必要があり、 英語がニガテだとハードルが高い。 しかも ID (身分証明) が必要 (私の場合、 米国発行のクレジットカードを提示したらそれ以上は求められなかったが、 適当なものが無ければパスポートが必要かも?)。

それが昨今の BYOD SIM だと、 スーパーマーケットで日用品を買うのと同じような感覚で買えてしまう。 英語を喋る必要もなく、 単に商品棚から SIM を手にとって買物カゴに放り込み、 レジでお金を払うだけ。 まさにバナナを買うのと同じ感覚でプリペイド SIM が買えてしまう。 従来のプリペイド SIM のように refill して維持してもいいが、 これだけ手軽に買えるなら訪米ごとに使い捨てでもいい。

ただし、 Walmart などの (万引き防止策に熱心な?) スーパーマーケットだと、 (万引きされやすい) 一部の商品は什器 (商品棚) に固定されていて、 店員に (英語で) 頼まないと手に取ることすらできない。 気軽に商品を手に取れてこそのスーパーマーケットだと思うのだけど、 商品を引っくり返して裏面の説明を読むためだけに、 わざわざ店員を呼ぶのはいかにも億劫。 お客の買う気を減退させてどうする?と思うのだけど、 それだけ万引き被害が甚大ということなのかなぁ? そもそも SIM などの商品はギフトカードとかと同様、 レジで有効化しないと使用できないはずなので、 万引きの対象にならないんじゃなかったのか? とか思ったり (SIM にも 「Not active until scanned at register」 と書いてある)。

BYOD SIMs at Target

幸い、私が GoSmart BYOD SIM を買った TARGET (パッケージには $39.95 と書いてあるのに、 なぜか 4セント高い値段で売っていた) では、 どの SIM も自由に手にとって見ることができたので、 裏面の説明をじっくり読んで、 比較検討してから買うことができた (もちろん、TARGET で扱ってる SIM だけでなく、 Longs Drugs など他の店で扱ってる SIM も比較検討した)。

とはいえ、 裏面の説明には肝心なことが書いてない。 買って本当に誰でも (非居住者でも) SIM の activate 手続きを WWW だけで完結できるのか? activate 手続きの途中で身分証明 (SSN の入力とか) や (米国発行の) クレジットカードの提示を求められたりしないのか? 追加費用が発生したりしないのか? activate するには使用するケータイの IMEI を登録する必要があると聞くけど、 その登録したケータイ以外のケータイでも使えるのか? など不安の種は尽きない (→ 全部杞憂だった, 後述)。 まあ SIM 自体は $5 もしないので ($39.95 のパッケージに $35 の refill カードが含まれているので、 SIM 単体だと差し引き $4.95)、 ダメでもいいやくらいの気持ちで買ってみた。

GoSmart というのは T-Mobile の低価格プリペイド用ブランド。 速度を 3G に抑えることで料金を安くしているらしい。 この SIM は、 activate してから 30日間、 2.5GB まで 3G 速度でデータ通信できる。 私のケータイは日本で買った北米以外の地域向けの Nexus5 (LG-D821) で、 どのみち T-Mobile では 4G 通信できないので 3G で充分。

パッケージ表面に 「UNLIMITED 4G LTE FACEBOOK ACCESS, AT NO EXTRA CHARGE」 と書いてある。 LTE で接続しているときも 3G 速度に抑えるが、 facebook をアクセスするときは速度を制限しない、ということ? 3G で接続したときはどうなるんだろう? (→ 速くなった, 後述)

GoSmart SIM は、 TARGET の他、 ドンキホーテや街中のケータイ・ショップなどでも売っていて、 最近販売に力を入れ始めているように見える。 なお、 $35/月プランで 2.5GB のデータ通信が可能になったのは今年の一月末からで、 以前は 500MB だったらしい。

開封して説明書を読むと、 SIM の activate に必要なのは以下の 6点:

  • SIM Card Serial #:
  • Phone Serial # / IMEI #:
  • Area Code for Your Phone Number:
  • ZIP Code:
  • Pick a Security PIN (4 digits):
  • Refill Code:

「SIM Card Serial #」 は ICCID (IC Card IDentifier) のこと。 同梱されている SIM の表面に印字してある 19桁の数字。 「ICCD は最長 19桁」 だとする解説が日本語で書かれた WWW ページに多いが AT&T の SIM は 20桁だし、 正しくは最長 22桁らしい。

「Phone Serial # / IMEI #」 はケータイで 「*#06#」 をダイヤルすれば表示される。 どのケータイの IMEI (International Mobile Equipment Identity) を入力すべきか悩ましいところ。 私の常用スマホ Nexus5 には (この時点では) AT&T SIM が入っていたので、 それをいったん抜いて GoSmart SIM と入れ替えるのはメンドクサイ。 とりあえず遊んでる予備機 Galaxy Mega 5.8 Duos に GoSmart SIM を入れて Galaxy Mega の IMEI を登録したいところなのだけど、 もしここで登録した IMEI のケータイと GoSmart SIM が紐づいてしまって、 そのケータイ以外では使えなくなってしまうのだとしたら、 AT&T SIM の 「$60 Monthly」 プランの期限が切れた後の 5日間、 Nexus5 で通信できなくて Galaxy Mega の使用を強いられるのは困る。

まあ、 注意書きも無いのに勝手に紐づくなんてことは無いだろうと思いつつも、 万一に備えて (一時的に) Nexus5 の SIM を GoSmart に入れ替えることにした (AT&T SIM は Galaxy Mega へ)。

「Area Code for Your Phone Number」 で好きな地域の電話番号の局番を入力すれば、 その地域の電話番号を割当ててもらえる、 ということなのだろう。 ハワイ州なら 「808」。 日本だと携帯電話の電話番号は 「090」や「080」等で、 固定電話の局番とは別になっているが、 米国だと固定電話と同じ局番になる。

なぜここで 「ZIP Code」(郵便番号) を登録する必要があるのか分からないのだけど、 「Please enter your ZIP code so we can determine what area codes are available」 と言ってくるので、 入力した ZIP の地域の局番しか選べないのかもしれない。 素直に泊っているホテルの ZIP を入力したので、 別の州の ZIP を入力するとどうなってたかは不明。

「PIN」 は適当な 4桁の暗証番号を登録すれば良い。 カスタマーサポートに電話するとき、 本人認証するために用いるらしい。

GoSmart Refill Card

「Refill Code」 は同梱されている Refill カードの下方のマスク部分を削ると出てくる 10桁の数字。 ちなみに、 この 「マスク部分」 を 「スクラッチ」 と呼んでる WWW ページをやたら目にするのだけど、 どこからそんな誤用が広まったのだろう? 「スクラッチを削る」 って文を見ると頭痛が痛い (>_<)。

以上 6点の準備ができたので、 www.gosmartmobile.com をアクセスして、 「ACTIVATE ACCOUNT」 をクリック。 あとは準備した 6点を入力していくだけ。 名前や住所も聞かれるが入力が必須な項目ではない。 ところが、 以下 2点が必須入力項目:

  • Email
  • Alternate phone number

必須なら、 説明書に書いておくべきだと思うのだけど... 「Email」 は、(誰でも持っているだろうから) まあ良いとして、 「Alternate phone number」 は日本のケータイ番号でも構わないのだろうか? 私は Google Voice の番号を持っているので、 それを入力したのだけど、 GoSmart が米国での最初の電話番号になる人はどうすればよいのだろう? ここで入力した番号に電話がかかってくる様子もないので、 ホテルの電話番号でも入力しておけば良い?

説明書に、 「When asked to select a plan YOU MUST CHOOSE THE $35 UNLIMITED TALK, TEXT & HIGH-SPEED WEB PLAN without any additional features.」 と書いてあるので、 「Unlimited Talk, Text & Web + up to 2.5GB of 3G Web」プランを選ぶ。 WWW ページの文字列を説明書と一致させておいたほうが良いのではないかと思ったり...

最後に 「Refill Code」 を入力して無事 activate 完了。 さっそく SIM を Nexus5 へ入れてみる。 APN は 「fast.t-mobile.com」 のままでデータ通信できるみたい。 でも、びっくりするくらい遅い。 測ってみると 1Mbps も出ていない。 こんなんで (AT&T SIM の 「$60 Monthly」 プランの期限が切れた後の) 5日間を耐えられるのかなぁ? 同じ 3G でも AT&T SIM なら (同じ Nexus5 で) 5Mbps 以上出るのに。 ただ、 看板通り facebook へのアクセスだけは速い。 「UNLIMITED 4G LTE FACEBOOK ACCESS」 というのは LTE じゃない 3G 接続時も適用されるらしい。

ところが実際に使い始めてみると、 意外なほど遅さは気にならなかった。 画像など大量のデータを送受信するのは、 実は facebook がほとんどだった、ということなのか...orz ただし、 AT&T と比べて 3G が圏外になる頻度が高いのは、 (GoSmart に限らず) T-Mobile の不便なところ。 ちょっと郊外へ出かけるとすぐ 2G になるのはもちろん、 市街地でも建物の奥に入ると電波が弱くなり、 2G に落ちることもしばしば。

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Filed under: Hawaii,SIM — hiroaki_sengoku @ 07:00
2014年10月27日

シンガポール SingTel 3G プリペイド SIM を 4G へアップグレードしてみた

SingTel 3G Prepaid SIM

2012年2月にシンガポールで買ったプリペイド SIM カード
当時シンガポールでは LTE (4G) サービスが始まっていなかったが、 その後 2013年に SingTel と M1 は、 プリペイドでも LTE が使えるようになった。 ところが、 この SingTel の古い 3G プリペイド SIM カードでは LTE を利用することができず、 4G プリペイド SIM へアップグレードする必要がある。

もちろん、 わざわざアップグレードしなくても、 コンビニ等で新規に 4G プリペイド SIM カードを買えばよいのだが、 私の場合この古い 3G プリペイド SIM カードの残高が S$140 (約 12,000円) ほどあったのと、 この SIM の番号へ日本から電話連絡してもらう予定があったのとで、 古い SIM を使い続ける必要があった。

元々 S$28 のプリペイド SIM なのに、 なぜ S$140 も残高があるかというと、 この SIM をはじめほとんどのプリペイド SIM は、 一定期間以上チャージしないと無効になってしまうから。 この SIM の場合 S$20 チャージすると、 その時点から 180日間有効なので、 半年ごとに S$20 チャージし続けると、 5回チャージする (計 S$100) ことで、 購入から 2年半以上経った現在でも (同じ電話番号のままで) 使い続けることができている。

街中 (というかショッピングモール内) を歩いていて見かけた SingTel shop で、 4G SIM へのアップグレードの方法を店員に尋ねたら、 アップグレードは、 SingTel shop ComCentre (31 Exeter Road) でのみ可能とのこと。 Google Maps で調べると、 MRT (地下鉄) の Somerset 駅 (NS23) の南側に聳え立つ ComCentre (SingTel の本社ビル) の隣らしい。 近くなので行ってみた。

店内に入ると、 順番を待つ客でごった返していた。 (順番待ちの) 発券機があったので画面にタッチすると、 「Enter your NRIC/FIN」 と表示され、 番号を入力しないと先に進めない。 たかが順番待ちに、 NRIC (National Registration Identity Card) や FIN (Foreign Identification Number) を入力させるとは、 さすが管理国家 (>_<)。 もちろん一観光客 (ビザ無し) である私はどちらも持っていない。

通りがかったスタッフに 「4G SIM へアップグレードしたいんだけど?」 と (もちろん英語で) 聞くと、 「今日は特別な日 (たまたまこの日は Deepavali というヒンドゥー教のお正月) だから激混みで 2時間待ちだけどそれでもいいのか?」 と脅される。 待つなら発券機で番号札を取れと言うので、 「私は resident じゃないので NRIC を持ってない」 と言うと、 ポストペイ SIM かプリペイド SIM か聞いてきて、 「プリペイド SIM なら、向こうの Cashier へ行け」 と言われた。

SingTel ComCentre Cashier

へ? Cashier ? 順番待ちせずにアップグレードできるということなのかなぁ? Cashier って、 ケータイケースとかの、 お金を出すだけですぐ買えるような単純なものを買うところのように見えるんだけど... (後ろにケータイケースとか並べてるし)

Cashier 前に並んでいる人たちは、 ケータイ用のアクセサリ等を買うために並んでいるか、 あるいは既に相談カウンターで手続きが済んでいて、 お金を払う最終段階で Cashier に並んでいるように見える。 Cashier でアップグレードの手続きができるとは、 ちょっと信じがたい... それに、 Cashier には 10人ぐらい並んでいて、 Cashier といえどそこそこ待つ必要があるように見える (実際 10分かかった)。 待った挙げ句、 やっぱり番号札を取って順番を待てという結末になったら嫌だなぁと思いつつ、 ダメ元で並んでみた。

で、 順番が回ってきて、 Cashier のレジ係に 「4G へアップグレードしたいんだけど...」 と伝えると、 レジ係がメモ紙を出して、 「ケータイの電話番号を書け」 と言う。 お、 本当にここでアップグレードできるのか? いま使ってる 3G SIM の 8桁の電話番号を渡された紙に書くと、 レジ係が 「Mr. Hiroaki Sengoku, パスポートはいま持ってるか?」 と聞く。

う、 プリペイド SIM の電話番号だけで名前が分かるのか! と驚いたけど、 よく考えたら SIM を買ったとき (2012年) にパスポートを提示したのだから当たり前。 でも、 レジ係が簡単に SIM 使用者の身元を照会できてしまうのはいかがなものか? もし私が (間違えたフリして) 他人の番号を書いたら、 使用者の名前を聞けてしまう? 管理国家とはこういうことなのか?

パスポートを見せると、 「S$38 をチャージする形になるが構わないか?」 と聞かれた。 つまり、 いま S$38 (約 3200円) を払う必要があるが、 それはプリペイド SIM にチャージされ、 通話やデータ通信する料金として使うことができて、 アップグレード自体は無料ということ。 「もちろん」 と答えて、 S$38 を (クレジットカードで) 支払う。 すると、 間髪をいれず手元の Nexus5 (3G SIM が入ってる) に、 チャージ完了を知らせる SMS が届く:

From: 74445
Date: 2014-10-22 13:32

You have successfully topped up $38.00. New MAIN bal: $152.32, Expiry: 20/04/2015.Visit www.singtel.com/hi (no data charges!) or dial *363 to buy data plans or transfer airtime locally/overseas via hi!Share using your MAIN account bal.

新しい 4G SIM の代金として払った S$38 なのに、 アップグレードする前の古い 3G SIM に S$38 がチャージされるのは、 ちょっと変な感じ。

SingTel ComCentre Cashier

そして遂に、 新しい 4G プリペイド SIM カードをゲット。 Cashier の順番が回ってきてからここまで 3分もたっていない。 街中で新規に S$38 のプリペイド SIM を買うのとほとんど同じ。 古い 3G SIM の残高と電話番号を引き継げる。 新しい SIM はケータイ網に登録されるまで 15分ほどかかるとのこと。

店内の椅子に腰掛けて、 Nexus5 から古い 3G SIM を取り出す。 そして、 いま買ったばかりの 4G SIM を入れると、 まだ登録が済んでいないらしく圏外表示。 15分待ってもアンテナ表示が立たないので、 Nexus5 を再起動したらアンテナと 「LTE」 の文字が表示された。 ちなみに古い 3G SIM の返却は求められなかったし、 Cashier では Nexus5 に入れたままだったので提示すらしていない。

シンガポールは、 一人 3枚までしかプリペイド SIM を持てず、 一つのパスポートで 3枚のプリペイド SIM を買ってしまうと、 たとえ紛失したとしても 3枚の SIM が有効である限り、 それ以上 SIM を買うことはできないと聞く。 しかしながら、 4G へのアップグレードの際に古い SIM を持参する必要が無かったことを考えると、 例えば SIM のサイズを nano に変更するなどの理由があれば (無くても?)、 新しい SIM を 3枚制限の枠内で発行してもらうことが可能なのではないか? 紛失して有効期限満了まで待てない時など、 試してみる価値はありそう。

なお、 新しい 4G プリペイド SIM カード表面に、 「FREE 1GB DATA」 と書いてある通り、 7日間 1GB までのデータ通信が無料になるが、 私の場合は古い 3G SIM において既に 「7-Day $25 Ultimate 14GB Plan」 を購入済みだったので、 この 「FREE 1GB DATA」 は使われることなく無駄になってしまった (1週間以内の短期滞在なので)。 「7-Day $25 Ultimate 14GB Plan」 の 7日間が過ぎるか、 あるいは 14GB を使いきれば、 「FREE 1GB DATA」 も使えるのだろう。

Filed under: SIM — hiroaki_sengoku @ 18:19
2014年1月28日

台灣大哥大のプリペイド SIM のデータパッケージ型 (計量型 NT$180 1GB 30日) プランを日本から Web で購入してみた

台湾のプリペイド SIM カードは、 購入する際パスポートの他に、 もう一点、身分証明書 (日本の運転免許証で OK) が必要。 他の国に比べて SIM 管理が厳しい (誰がどの SIM を購入したか当局が把握していると思われる) ので、 台湾を訪れるたびに SIM を新規に購入して使い捨てていると、 一人で何枚も購入した記録が残ってしまい問題があるかも?

台湾のプリペイド SIM カードは半年間チャージ (儲值, 充值, recharge, topup 等、 いろいろ呼び方はあるが要は SIM の残高を増やすこと) をしないと失効してしまうので、 半年以内に再び台湾を訪れるのでなければ、 日本でチャージを行なう必要がある。

幸い台灣大哥大 (Taiwan Mobile) の場合、 台湾滞在中にアカウントを作っておけば (アカウントが無くても可能かも? 後述)、 そのアカウントでログイン (登入) し、 Web 上でクレジットカード払いでチャージできるので、 私は失効前に (日本から) Web でチャージするようにして SIM を維持し続けている。 SIM を維持していると、 台湾を訪れたとき、 (空港等で) SIM を新規に購入する必要がないので便利。

台灣大哥大 SIM のデータ通信は、 1KB あたり NT$0.045 (約 0.16円) もかかる (100MB 通信すれば 16,000円!) ので、 計日型/計時型 (日単位/時間単位で使い放題) か、 計量型 (30日間有効なデータパッケージ) のいずれかの行動上網 (モバイル インターネット) プランを購入することになる。

計時型計日型上網費率 (時間単位・日単位で使い放題, データ定額)

プラン費用有効期限
1時間型NT$35申込み完了から 1時間
1日型NT$100申込み完了から 24時間
3日型NT$250申込み完了から 72時間
5日型NT$350申込み完了から 120時間
7日型NT$450申込み完了から 168時間
10日型NT$600申込み完了から 240時間
30日型NT$800申込み完了から 720時間

計量型上網費率 (データパッケージ)

プラン費用データ量有効期限
250MBNT$50250MB30日
1GBNT$1801GB30日
2GBNT$3002GB30日
3GBNT$4502GB30日

申込みは (台湾で) ケータイから 535 をダイヤルすることにより可能だが、 Web でもクレジットカード払いで購入できる。 台湾を訪れる前に日本でデータプランを購入しておけば、 飛行機を降りた直後からネットが使える。 計日型だと、 申込み完了直後から 「使い放題」 期間が始まってしまうので、 申込み完了から台湾に到着するまでの期間 (少なくとも約半日間) が無駄になってしまうが、 計量型なら有効期限が 30日間あるので、 台湾に行く前日にでも Web で申し込んでおけばよい。

今回の訪台は 3泊4日 (台湾滞在が 78時間くらい) だったので、 台湾到着直後に 3日型プランを申し込むと、 4日目の途中 (72時間後) から飛行機に乗るまでの数時間、 ネットが使えない時間帯ができてしまう (かといって 5日型だと丸一日以上無駄になる) ので、 計量型 1GB を購入してみることにした。 データ転送量が 1GB に収まるのであれば、 1GB NT$180 なので、 3日型 (NT$250) より安い。

計量型上網費率のページ (首頁資費&手機預付卡產品行動上網介紹計量型) において、 「線上購買」 (オンライン購入) のボタンをクリックする。 残念なことに英語版ページはないので、 中国語のページで購入する必要がある。

「立即儲值/查詢餘額」 (すぐにチャージ/残高照会) のボタン ↓ が下の方に表示されるのでクリック。 ログインしていない場合は、 「請選擇餘額查詢/網路儲值登入方式」 (残高照会/チャージするためのログイン方式を選んでください) と表示され、 「我要登入台灣大會員」 (台灣大哥大の会員としてログインする) か、 「我要快速登入」 (電話番号とパスポート番号でログインする) かを選択する画面が表示される。

24HR 預付卡網路儲值 查餘額・使用期限・網路儲值記録 立即儲值/查詢餘額

前者の場合は、 会員ID (登録したE-mailアドレス) とパスワードを入力してログインする。 後者の場合は、 (台灣大哥大の) 携帯電話番号 (手機號碼) と、 (SIM購入時に登録した) パスポート番号 (身分證號) と、 CAPTCHA (キャプチャ, 驗證碼) を入力する。 後者の場合、 アカウントが無くてもチャージできるのかも? あいにく私はすでにアカウントを作ってしまっているので、 アカウントが無い場合の実験ができない。 どなたか、アカウントを作る前にチャージできるか確認して頂けると幸い。

ログインすると表示される 「選擇商品與付款」 ページにおいて、 「儲值產品」 として 「行動上網」 の 「計量型」 の 「180元 1GB/30天」 を選択。 「付款方式」 として 「信用卡刷卡付款」 (クレジットカード払い) を選択し、 クレジットカード番号 (日本のクレジットカードで OK) と有効期限、 カード裏面の 3桁のセキュリティコード (CVV2/CVC2) を入力。 「Email通知」 に注文受領のメールを受け取りたいメールアドレスを入力。 以上を入力したら 「下一歩」 (次へ) をクリック。

すると、 「請再次確認以下資料是否正確」 (以下の内容が正しいか再度確認してください) と表示されるので、 問題なければ 「確認送出」 をクリック。

以下のような 「儲值成功」 が表示されれば成功。 注文受領のメールが届く。

您已完成線上儲值流程!
訂單編號 	U14017XXXX
門號   	0970-XXX-XXX
儲值產品 	180元(180元 1GB/30天)
付款方式 	信用卡刷卡付款
信用卡卡號	4541-58**-****-XXXX
授權時間 	103年 01月 22日 下午22點 07分
Email通知	sengoku@gmail.com
收據資訊 	二聯式電信收據
收據抬頭/收件人	SENGOKU HIROAKI
電信收據地址	台北市松山區敦化北路100號
儲值結果 	儲值成功

同時に以下のような SMS も届くが、 台灣大哥大のプリペイド SIM カードはローミングに対応していないので、 日本にいる間は受け取ることはできない。 台湾に到着後ケータイの電源を入れたら、 以下のような SMS が届いていた。

From: 0935120867
Date: 2014/1/22 22:07 CST

電子儲值通知_門號0970XXXXXX儲值成功。查詢餘額及效期請手機直撥867;儲值上網產品者請於三十分鐘內收到開通簡訊再重開機即可手機上網

(拙訳) 電話番号 0970XXXXXX に対するチャージが成功しました。 残高および有効期限を参照するには、 ケータイで 867 をダイヤルしてください。 30分以内に開通を知らせる SMS が届きますので、 ケータイを再起動すれば、 すぐインターネットが利用できます。

クレジットカード払いでデータパッケージを購入する場合、 チャージと同じ扱いらしく、 SIM の有効期限が 半年後まで延長されていた。

続いて (14分後)、 以下のような SMS が届いていて、 データパッケージが利用可能になったことを知らせていた。

From: 0935120188
Date: 2014/1/22 22:21 CST

歡迎使用手機上網計量包服務, 手機重新開機即可使用, 服務結束是 2/21 23:59, 查詢餘量請撥*867*300#

(拙訳) ケータイ インターネット データ パッケージ の ご利用ありがとうございます。 ケータイを再起動すれば、 すぐご利用できます。 サービスの有効期限は 2/21 23:59 までです。 残りデータ量を参照するには、 *867*300# をダイヤルしてください。
Balance for the Mobile Internet is about 1017.98MB, and will expire on Feb 21 2014 23:59.

臺灣桃園國際機場 第二航廈 (台湾桃園国際空港 第2ターミナル) に到着 (1/23 11:48 CST) して、 facebook に書込んだり等、 ネットを一通り利用した後、 上記 SMS に書いてあるように 「*867*300#」 をダイヤルすると、 残りデータ量が 1017.98MB と表示された →

台湾ではまだ LTE サービスが始まっていないので 3G (HSPA+) での接続となるが、 ほとんどの場所で下り 10Mbps くらいは余裕で出ていて、 とても快適だった。 が、それ以上にホテルの無料 LAN (有線・無線) が快適で、 ホテルにいるときは Wi-Fi を使っていたので、 台灣大哥大 SIM では 300MB 程度しか使用しなかった (台湾滞在 3日と 6時間)。

テザリングして PC からネット接続するのでなければ、 1GB は一週間未満の短期滞在には充分なデータ量だと思う。 3日型 (NT$250) や 5日型 (NT$350) を購入するより、 1GB (NT$180) を購入するほうが安い。 同様に 10日型 (NT$600) より 2GB (NT$300) のほうが安いわけで、 計日型を利用する理由はほとんど無いのではなかろうか? 計量型だと事前に (出発前日に日本で) 余裕を持って購入しておけるので、 台湾到着時の (入国手続き等で) 忙しいさなかに購入しなくて済む、 というメリットも大きい。

Filed under: SIM — hiroaki_sengoku @ 09:23
2013年12月3日

Nexus5 を買って、香港で LTE を使ってみた (中國移動香港 4G/3G 數據及話音 プリペイド SIM カード)

LTE (Long Term Evolution) は、 サービス展開がこれからの国・地域も多く、 多バンドをサポートする端末というと iPhone 5c/5s (A1453 の場合 1, 2, 3, 4, 5, 8, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26 の 13バンド!に対応) くらいしか無いので、 私は今まで様子見してた。 例えば、 香港で売られている国際版スマホは、 バンド 3 (1800MHz), 7 (2600MHz), 8 (900MHz), 20 (800MHz) どまりなものが多く、 これではバンド 1 (2100MHz) が主に使われている日本では使いにくい。

ところが先月、 イーモバイルが Nexus 5 (LG-D821) を売り出した。 Nexus 5 の米国向けモデルである LG-D820 (1, 2, 4, 5, 17, 18, 19, 25, 26, 41 の 10バンドに対応) には見劣りするものの、 LG-D821 も 1, 3, 5, 7, 8, 20 の 6バンドをサポートしていて、 日本 (1, 3, 8) および香港 (3, 7) で使う分には問題無い (2, 4, 17 が無いので北米は厳しいけれど)。 もちろん SIM ロックフリー。 新規一括 39,000円で買うと、 月額料金を 2,660円割引してくれるらしい。 しかも Pocket WiFi LTE ルータ GL06P (3GB まで月額 580円) を契約すると、 Nexus 5 を 20,000円割引してくれるので、 香港で LTE スマホを買うよりずっと安くなってしまう (昨今の円安で、香港のスマホは、以前のような割安感が無くなっている)。

Nexus 5 が新規一括 19,000円で、 しかも月々 2,515円 (2年で解約しない場合、3年目以降は 6,230円/月) で 5GB まで使えるということなので衝動買い。 唯一の誤算は、 ソフトバンクからの MNP を考えていたのに、 イーモバイルはソフトバンク傘下ということで MNP しても安くならないどころか、 かえって高くなってしまう点。 仕方ないのでソフトバンクの契約を維持したままイーモバイルを新規契約し、 (電話番号を変えたくないので) それまで使っていたソフトバンクの電話番号への着呼を、 イーモバイルの電話番号へ常時転送するようにした。 Nexus 5 用の料金プランであるイーモバイル 4G-S プランは、 ソフトバンク ホワイトプランとの 1:00〜21:00 の間の通話が無料なので、 転送電話 (留守番電話呼出しなし) を設定していても、 (21:00 過ぎに電話をかけてくる人がいない限り) ほとんど料金がかからない。

SIM Card Shop at Ap Liu st.

スマホを買おうと香港へ行く計画を (イーモバイルが Nexus 5 発売を発表する前に) 立てていたのに、 行く直前に Nexus 5 を買ってしまい、 香港で買うものがなくなってしまった (^^;)。 が、 旅行をキャンセルするわけにもいかないので、 香港へ行って Nexus 5 (と Galaxy Note 2 LTE) で LTE を使ってみた

中國移動香港 4G/3G 數據及話音儲值卡 (CMHK 4G/3G Data & Voice Prepaid SIM Card) は、 HK$80 ぶんの度数が付いたプリペイド SIM カード。 額面は HK$80 だけど深水埗 (鴨寮街) などでは HK$50 (約 660円) で売っている (写真 →)。

SIM をアクティベートすると、 最初に行政費 (Administration Fee, 税金) HK$2 が差し引かれ (以降 30日ごとに HK$2 ずつ引かれる)、 5日間有効な 1.5GB データパッケージ HK$48 を購入すると、 残り HK$30 (= 80 - 2 - 48)。 これを通話 (HK$0.1/分) で使うと約 300分使える。 5日間までの短期滞在ならデータ通信も通話も、 これ一枚で充分だと思う。 もちろん、テザリングも (1.5GB までの範囲で) 可能。

データパッケージを申し込まないと、 1MB あたり HK$0.5 かかる。 一日 (香港時間 0:00〜23:59) の上限が HK$28 (約 370円) で、 それ以上は課金されないが、 一日の通信量が 1GB を超えると 128kbps に制限される。 一日だけしか使わないなら、 データパッケージを申し込まない方が安いが、 二日以上なら申し込むべき。 申し込む前に Nexus 5 が勝手に通信を始めたりしないよう、 あらかじめ 「モバイルネットワーク設定」 で、 データ通信を無効にしておくとよい。

China Mobile Hong Kong 4G/3G Data & Voice Prepaid SIM Card もっと読む...
Filed under: SIM,香港 — hiroaki_sengoku @ 13:11
2013年2月6日

台湾で中華電信と台灣大哥大のプリペイド SIM カードを買ってみた

初めての台湾。 4日間の短期滞在なので、 街中でプリペイド SIM カードを売ってるところを探していては時間がもったいない。 できれば空港で SIM を入手し、 不自由無くインターネットにアクセスしたい。 とはいえ、 パックツアー (最初に九份を訪れた後は全日程自由行動) なので、 他のツアー客を待たせるわけにはいかない。 できるだけ早く入国審査を済ませて SIM を購入し、 ツアー集合場所に駆けつけよう。

臺灣桃園國際機場 (Taiwan Taoyuan Int'l Airport, 台湾桃園国際空港) 第2ターミナルに到着後、 飛行機を真っ先に飛び出し、 小走りで入国審査場を目指した。

がらがらの入国審査場。 やった、 一番乗り。 広々とした入国審査場の片隅に、 一台だけ置かれている ATM が目に入った。 初めての訪台なので、 台湾の現金をまったく持っていない。 多くの国で SIM はクレジットカードで買うことができない。 おそらく台湾も同じだろう。 ここで現金を入手できれば、 SIM の購入がスムーズになる。

ATM に駆け寄り、 素早くキャッシュカードを挿入、 暗証番号を入力し、 口座の種別を選んで金額を入力した。 すると、 CirrusPLUS か選択する画面が現れた。

へ? Cirrus か PLUS ? そんなの ATM が勝手に判断することなんじゃ? わざわざユーザに選ばせるってことは、 Cirrus と PLUS の両方に対応しているカードがあるってこと? それなんて呉越同舟?

ええい、 二つに一つ!と Cirrus を選んだら、 レシートとカードが吐き出され、お金は出てこなかった。 敗北感に浸りながら出てきたカードを裏返すと、 そこには PLUS のマークがあった。

もう一度... と思ったが、 いつのまにか入国審査場には待ち行列が伸び始めていた。 いま現金を入手したところで、 入国審査に時間がかかっては元も子もない。 慌てて行列の最後尾につく。

と、 いうわけで到着ロビーで ATM を探した。 (両替のための) 銀行カウンターは目立つところにあるが、 ATM はエスカレータ脇の目立たないところにあるので見つけにくい。 事前に場所を確認しておいた方が無難。 もっとも、 一刻も早く ATM を使う必要があるのは、 その国を初めて訪れる時 (その国の現金を全く持っていない時) だけだが。 しかも、 台灣大哥大 (Taiwan Mobile) の SIM は、 クレジットカードでも購入できた orz。 中華電信 (Chunghwa Telecom) は現金のみ。

Chunghwa Telecom, Taiwan Mobile, FarEasTone at Taiwan Taoyuan Int'l Airport 到着ロビーへ出て左側へ進んだところに、 中華電信, 台灣大哥大, 遠傳電信のカウンターがあった (←左写真)。 台湾は SIM 管理が厳しく、 購入の際、 パスポートの他にもう一点、 身分証明書の提示が必要。

スタッフが (日本の)運転免許証を見慣れているので、 運転免許証を提示するとスムーズに手続きできる。 SIM の購入は一人一枚に制限されると聞いていた (未確認) ので、 (私が二枚まとめて購入するのではなく) 私と妻それぞれ一枚づつ購入したのだが、 妻は運転免許証を持ってないので住民基本台帳カードを提示した。 住民基本台帳カードは市町村ごとにデザインが違うので、 日本の公的な身分証明書であることを納得してもらうのに、 ちょっと手間取っていたようだ。

市町村ごとに変種がある 「証明書」 でどうやって偽造を見抜けと言うのだろう? さらに悪いことに、 住民基本台帳カードには固有番号が一切書かれていない。 もちろん、IC の中には 「住基ネット番号」 という固有番号が記録されているわけだが、 IC リーダを使わずに (フォトコピーだけで) 読める固有番号 (もちろん住基ネット番号とは異なる番号で構わない) を用意すべきではないのか? 証明書としての要件をまるで備えていない住基カード (>_<)。 こんなものを作った責任者を小一時間問い詰めたい。

4日間の滞在なので、 5日間 (120時間) データ通信し放題の SIM カード (通話も可能) を購入した。 中華電信と台灣大哥大を一枚づつ。 どちらも micro SIM を選択できた (一応 SIM カッターを持参したのだが ^^;)。 中華電信は NT$50 の度数が付いて計 NT$300 (約930円)、 台灣大哥大は NT$250 の度数が付いて計 NT$500 (約1550円)。 つまり、 どちらも 5日間の無制限データ通信の部分は NT$250 (約780円)。

「大哥大」 は (日本では) 見慣れない文字なので、 どう発音していいのか困るが、 あえてカタカナで書けば 「ダーグーダー」 (「グー」 が高く, 第1声)。 「グー」 は発音記号 (拼音, ピンイン) で書くと 「gē」 で、 「e」 は中国語の母音の中で最も(?)難しい音。 口の形は 「エ」 なのだけど 「ウ」 に近い音に聞こえる。 他の母音とくっつくと 「エ」 に聞こえることも。

「哥」 は、 (歌の意味もあるがここでは) 「兄」 の意味。 で、 それに 「大」 がついて 「大哥」 は 「いちばん上の兄」、 転じて 「男性に対して使う尊敬と親しみをこめた呼称」。 「アニキ」 みたいな感じか? そして、 さらに 「大」 がついた 「大哥大」 は 「(やくざの)ボス」。 それが転じて 「携帯電話」 ← どーしてそうなった?

大哥大
Dàgē dà
携帯電話.(‘大哥大’(香港のマフィアのボス) が携帯電話を手に持って部下に指令を出す映画のシーンから生まれた言葉で, その姿が格好よく見えるところから‘大哥大’と言われるようになった.) ≒移动电话,手提式电话.

中国語では携帯電話のことを 「移動電話」 (簡体字だと 「移动电话」) と表記することが多いが、 台湾では 「行動電話」 と表記するのが普通。 発音は 「Xíngdòng diànhuà」。

「NT$」 は、 新台湾ドル (New Taiwan dollar) の略称。 「新」と言っても最近発行されたわけではなく、 発行開始年は 1949年。 通貨コードは TWD (なら素直に TW$ と書けばいいのにな〜)。 NT$1 = 約3.1円。

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Filed under: SIM — hiroaki_sengoku @ 11:15
2012年7月4日

英国で giffgaff, Three, O2, Vodafone, T-Mobile のプリペイド SIM カードを使ってみた

イギリスのプリペイド SIM カードは、 ほとんど (全て?) のキャリアの SIMカードが無料でもらえる (送料も無料)。 日本を出発する前日に、 以下の 10キャリアの free SIM を Web で申し込んでみた。

キャリアfree SIM 申込ページ備考
3UK (Three) Free SIM 香港 Hutchison Whampoa
O2 Text & Web スペイン Telefonica
giffgaff Free giffgaff SIM O2MVNO
LycaMobile Free Lycamobile SIM O2 の MVNO
Vodafone Text & Web Freebee 英国 Vodafone
Lebara FREE SIM Vodafone の MVNO
T-Mobile free SIM Text plan ドイツ T-Mobile
Orange pay as you go SIM T-Mobile と合併
Vectone Free SIM T-Mobile の MVNO
delight Free SIM T-Mobile の MVNO

ただし、 SIM の送付先は英国内の住所限定なので、 宿泊予定のホテルの住所を指定しておく。 T-Mobile は英国の電話番号が必須入力項目なので、 sipgate で得た電話番号を指定した。

free SIM といっても、 もちろん電話代がタダになるわけではなく、 通信・通話を行なうには SIM に度数をチャージ (英国では Top up と呼ぶ) する必要がある。 Top up は Web 上でできる (クレジットカード払い) ので、 ショップ等に行く必要も、 英語で会話する必要もない (英語が苦手な私にとって重要なポイント)。 もちろん、 英国のいたるところ (コンビニ、スーパー等、 「PayPoint」 あるいは 「top-up」 の看板が出ている店) で Top up のための Voucher (PIN が印字されたレシート) を購入することもできる。

ヒースロー国際空港に着くと、 プリペイドSIM の自動販売機が到着ロビーの目立つところにおいてある。 しかし SIM だけ (つまり度数無し) で£10 もする。 free SIM を申し込んでしまった手前、 £10 も払うわけにはいかない。 ロンドンの街中では同じものが£1〜£3 程度で購入できるようだ。

ホテルに着いてチェックインし、 真っ先に郵便物の有無をたずねたが、 さすがに昨日の今日では届いていなかった。 出発 2日前に申し込んでおけばよかったかも? giffgaff は、 申し込んでから発送まで 2日ほどかかる (発送した旨を知らせるメールが申込日の 2日後に届いた) ので、 出発 3日前に申し込むのがよさげ。 早く申し込みすぎてチェックイン前に届いてしまうと、 ホテルによっては受け取りを拒否されるかも?

部屋の状態 (お湯が出るとか、破損個所が無いかとか) を確認し、 無線LAN (があることは事前に確認済) を使おうとしたら有料だった。 しかも高い。 一日分の使用料金でケータイの通信・通話料金の一ヶ月分くらいする。 仕方ないので、 既に 19:00 をまわっていた (日本時間だと 3:00 過ぎなので眠い) が、 SIM を買いに最寄り駅 (Earl's Court) まで行ってみる。 閉ってる店も多かったが、 幸いコンビニは開いていて (ロンドンは 10年ぶりで、 前回訪問時は 19:00 過ぎに開いてる店は皆無だったような記憶が...) Vodafone SIM (と£10 Top up Voucher) を買うことができた (本当は 3UK SIM を買いたかったのだが、無いと言われた)。

Vodafone

通話料は 25ペンス/分、 インターネットへアクセスする際のデータ通信 (以下、Web と略記。もちろん Web 以外の通信も可能) の料金は 25MB あたり£1 (一日最大£5)。 ただし、 Text & Web パッケージを選択 (opt in) した場合は、 £10 を Top up すると、 300通までの国内 SMS (300 text と略記) と、 500MB までの Web (500MB web と略記) が無料になる (30日間有効)。

30日の間に Web が 500MB の枠を超えそうな場合 (スマホを使ってると超えることが多い) は、 £5 の Web Pack を購入することにより Web 枠を 250MB 追加できる。 Web 枠を使い切ると、 25MB あたり£1 の Web 料金が適用されてしまうので、 使い切る前に Web Pack を購入しておくべき。 Web Pack は 5個まで先行して購入しておくことが可能。 Web Pack は、 My account を登録しておくことにより、 クレジットカード払いで購入できる。 Top up のように、 My account を登録せずに購入する方法があるかどうかは未確認。

なお、 街中で売ってる SIM は (Vodafone に限らず) International パッケージ (つまり国際電話が安くなるパッケージ) を選択して使うことを想定している。 プリペイドSIM 購入者の大半が、 (おそらく母国へ) 国際電話をかけるために SIM を買うからだろう。 SIM 同梱の説明書には、 「4351」 をダイヤルして activate する方法のみ記載されているが、 この activate 方法では£10 を Top up しても Web 料金の特典はなく、 その代わり 60分までの国際通話が無料になる。

私は国内通話とインターネットへのアクセスさえできればいいので、 Text & Web パッケージを選択したかったのだが、 インターネットにアクセスできない状況下では activate の番号を調べる手段が無かった。 泣く泣く 4351 をダイヤルした後、 SIM と同時に購入した£10 Top up Voucher の PIN を入力した。 さらに悪いことに、 Web Pack の購入方法に気付いたときには既に残高が£5 を下回っていて (Web Pack 無しだと 1日最大£5 の Web 料金がかかるので £10 が 2〜3日で無くなる) Web Pack を購入することができなかった。

SIM の activate 方法は、 インターネットにアクセスできない状況下で必要となることを想定し、 事前にメモしておくべきだろう。 以下にまとめておく:

ダイヤル番号パッケージTop up で得られる無料特典(30日間有効)
4350Text & Web300 text & 500MB web
4352TalkVodafone 宛の通話 1000分
4351International国際通話 60分
4353£5 Weekend通話 100分 & 無制限 text (週末限定)
4354Freedom通話 100分 & 300 text & 50MB web

£5 Weekend パッケージは、 月曜〜金曜に£5 を Top up すると、 土曜と日曜の通話が 100分まで無料になり、 土曜と日曜の SMS が無料になる。

Text & Web パッケージを選択し、 適宜 Web Pack を追加購入することにより、 Web 料金を安く抑えることができるが、 例えば 30日間に 1GB 使う場合は、 £20 (£10 の Top up と Web Pack 2個) かかってしまうし、 何より Web Pack を忘れずに追加購入するのが面倒くさい。 短期滞在で 500MB 以内で済むのであればよいが、 1週間を超える滞在で、 500MB 以上使う場合は、 Vodafone は不適当な SIM だと思う。

3UK (Three)

ロンドンに到着した翌日 (二日目)、 都心を散歩していると 3 Store があったので、 £1 の SIMカードと、 £15 Top up Voucher を購入した (合計£16)。 Three は、 香港でも愛用しているキャリアなので期待大。 お店の人が忙しかったらしく、 SIMカードと Voucher を私に渡すと他の客の接客に行ってしまったので、 Top up および 「All-in-One 15 Add-on」 の購入を自分でやる羽目になった。

SIMカードをスマホに入れた後、 444 へダイヤルして Voucher の PIN を入力して Top up し、 Top up した£15 で Add-on を購入する。 残度数は£0 になってしまうが、 その日から 30日間、 300分までの通話と 3000通までの SMS と無制限の Web (All-you-can-eat data) が利用できる。 なお、 My3 に登録しておくことにより、 Top up や Add-on をクレジットカード払いで購入することもできる。

他のケータイへの通話 (07 から始まる番号) や、 国内通話 (02 から始まる番号など) は、 300分までなら可能だが、 それ以外の通話 (087 から始まる番号など) は、 残度数が£0 だと発呼できない。 なお、 英国の電話番号体系は、 日本の電話番号体系と似ていて、 国内通話は最初に 0 が付き、 国外からかける場合は、 最初の 0 を除いた番号に英国の国際プレフィックス +44 を付ける。

Add-on を購入しない場合、 通話料は 26ペンス/分、 Web の料金は Top up ごと 150MB までは無料で、 それを超えると 11ペンス/MB もする。 150MB 以上は決して使わないというのでもない限り Add-on は必須だろう。

1週間〜1ヶ月の滞在で、 スマホで Web を使いまくる場合は、 3UK は適した SIM だと思う。 あえて欠点をあげるとすれば、 2G で使えないことくらい? 大きな建物の中など、 2G (EDGE) の電波は届くが 3G だと電波が弱すぎる場合があり、 不便に感じたケースがあった。 また、 後述する giffgaff の月£10 と比べると割高。

T-Mobile

ロンドン滞在二日目、 ホテルに帰ると T-Mobile, Orange, Lebara の SIM が部屋に届いていた。 前述したように Vodafone SIM はスマホで使うには不適当 (Web 料金が高くつく) なので、 Vodafone SIM の残度数が£0 になり次第、 別の SIM に乗り換えることにする。

Lebara は国際電話が 1ペニー/分でかけられる (インドなど) ことを売りにしている Vodafone の MVNO で、 Web 料金は 15ペンス/MB と、 とんでもなく高額 (100MB 使うと£15 になってしまうし、Vodafone の Web Pack や 3UK の Add-on のような割引もない) なので、 候補から外す (← なら free SIM を申し込むな、と言われそう ^^;)。

T-Mobile と Orange は 2009年に合併している。 ブランド名こそ異なるが、 通信網は統合しているし、 料金体系もよく似ている。 どちらかを使ってみれば充分だろう、 というわけで T-Mobile を使ってみることにした。

T-Mobile の通話料は 30ペンス/分、 Web 料金は 1日最大£1。 £5 を Top up すると、 一ヶ月間有効な 「free internet」 をサービスすると説明書等に書かれているが、 £5 を Top up しても、 相変わらず毎日£1 づつ残度数が減り続けた。 仕方ないので 「30 day Internet Booster」 を購入することにする。 「MONTHWEB」 という文字列を、 441 へ SMS で送れば、 残度数から£5 が差し引かれ、 30日間無料で Web が使えるようになる。 これで安心...

ところが!

わずか 5日後、 以下のような SMS が届いた:

Just to let you know you have now reached 80% of your monthly Fair Use Policy. Visit t-mobile.co.uk/broadbandhelp for info on what to expect if you reach 100%.

2011年1月10日から、 1ヶ月あたりのデータ量が 500MB に制限されたらしい。 500MB に達しても、 通信できなくなるわけではないようだが、 なんらかの帯域制限がかかるのだろう。 1ヶ月で 500MB というのは、 いかにも少ない。 また、 T-Mobile には Google Talk が使えないという (私にとっては) 致命的な問題がある。 Google Talk アプリを起動しても、 ログインできないと表示される。 おそらく Google Talk が必要とするポートがブロックされているのだろう。 というわけで使用を断念した。 スマホで使う場合、 T-Mobile は論外な SIM だと思う。

O2

ロンドン滞在三日目、 O2, Vodafone の SIM が届いた。 ところが、 四日目以降は届かなくなった (後にホテル側の不手際と判明)。 まだ届いていない SIM があるのに... 特に、 本命の giffgaff が届いていないのが痛い。 前述したように Vodafone はスマホで使うには不適当、 T-Mobile は論外なので、 O2 を使ってみることにした (滞在七日目)。

O2 の通話料は 25ペンス/分、 Web 料金は 1日最大£1。 私が申し込んだ free SIMText & Web プランなので、 £10 以上 Top up すると、 300 text と 500MB web が無料になる。

プラン (tariff) は他に、 Unlimited, simplicity, International などがある。 SIM を申し込むときにプランを指定できる他、 Unlimited と Text & Web プランは、 21300 宛に SMS を送ることにより変更できる。 その他のプランは 2202 に電話をかけて変更する。

21300 宛 SMSプランTop up で得られる無料特典
NOLIMITUnlimited £10-14: O2 同士の text が無制限
£15: O2 同士の通話 & text が無制限
-simplicity £7.50: 無制限 text
OFFERText & Web £10-14: 300 text, 500MB web
£15-29: 500 text, 500MB web
£30+: 無制限 text, 500MB web
-International £10-14: O2 同士の text が無制限
£15: O2 同士の通話 & text が無制限

SIM をスマホに入れると、 何もしなくても (まだ Top up していないのに) 着信できた。 もちろん発信はできない。 My O2 に登録し、 £10 を Top up すると (現地時刻 22:01)、 発信およびインターネットへアクセスができるようになった。 ところが、 My O2 で残度数確認をしようとしてもエラーが表示される。 仕方ないので My O2 アプリをインストールしてみたら、 残高 (balance) とプラン (tariff) が表示された。

しかし、 表示された残高は£9。 まだ通話をしていないので Web 料金が差し引かれたものと思われるが、 500MB web が無料になるのではなかったのか? tariff には、ちゃんと 「Free UK texts to standard UK mobiles and 500MB Internet in UK.」 と表示されているのに...? 日付が変わるとさらに£1 引かれて残高が£8 になってしまった。 My O2 でエラーが表示されることから考えて、 SIM の activate が完全には完了していないのだろう。

いったいどーいうこと? と思っていたら、翌朝 9:01 に、

O2: Now you're up and running, go to o2.co.uk/hello to check all your Pay & Go benefits and the many ways you can top-up. To stop texts, call 2220.

という SMS が届いた。 夜間 22:00 〜 9:00 は、SIM の activate 処理 (の一部) が止まってたっぽい。 22:00 以降に activate すると、 処理が翌日まわしになるということのようだ。 続いて、9:14 に

O2: You've now got 300 free UK text and 500MB internet to use this month. Remember to top up at least £10 by 13 Jul to get your free allowance next month.

という SMS が届き、 無事 300 text と 500MB web が無料になった。 人手で activate 処理をやってるんじゃあるまいし、 夜間は手続きが止まるというのはいかがなものかと思う。

短期滞在で、 500MB 以内で済む場合は、 O2 は悪くない SIM だと思う。 500MB を超えると、 毎日£1 かかってしまうので、 滞在日数が長くなると割高。 Vodafone と比べると、 3G のサービスエリアが狭いように感じた。 大きな建物の中や郊外など、 すぐ 2G に切り替わってしまう印象がある。

giffgaff

giffgaff の SIM は、 他のキャリアと異なり街中で買うことができない。 Web で free SIM を申し込んで郵送 (英国内の住所のみ) してもらう必要がある。 ホテル側の不手際で、 私宛の郵便物が一週間ほどホテル内に留め置かれてしまったため、 giffgaff SIM を入手できたのはロンドン滞在八日目の晩だった。 もちろん、 何度かホテルのフロントに郵便物が届いていないか問合わせていたのだが、 その時の担当者が宿泊者宛の郵便物がホテルでどう扱われるか、 分かっていなかったようだ (オリンピック準備の一環で新人のトレーニングを兼ねて、 フロントを新人に担当させていた模様)。

なお、 giffgaff の他、 Vectone, delight, LycaMobile の SIM も届いたが、 Vectone と delight は (論外な) T-Mobile の MVNO なので見送り (Vectone は 1ヶ月 1GB まで許容していることを後で知った)、 LycaMobile は O2 の MVNO だが 2G のみらしいので見送った。 いずれも安い国際電話を売りにしているキャリアなので、 私のニーズには合わない。

giffgaff SIMカード表面に印字されている 6桁の code を、 SIM activation ページで入力し、 Top up か goodybag (またはその両方) を購入すると activate できる。 SIM をケータイに入れる必要はなく、 Web 上で完結するので、 英国外からでも activate できそう。

goodybag というのは 1ヶ月間有効な通話や通信のパッケージで、 250分の通話と無制限 text と無制限 web のパッケージが£10 で購入できる。 元々 giffgaff SIM ユーザ同士の通話は無料なので、 goodybag さえ購入しておけば、 残度数は£0 のままで済んでしまうのではないか? 私も 「£10 goodybag」 だけ購入し、 Top up は行なわなかった。

他のケータイへの通話 (07 から始まる番号) や、 国内通話 (02 から始まる番号など) は、 250分まで goodybag に含まれるが、 それ以外の通話 (国際電話や 087 から始まる番号など) は、 残度数が£0 だと発呼できない。 goodybag を利用しない場合の 通話料は 10ペンス/分、 Web 料金は 20MB まで 20ペンス/日だが、 20MB を超えると 20ペンス/MB も課金されるので危険。 スマホを使う場合、 goodybag が必須だろう。

activate が完了すると My giffgaff で電話番号を確認することができる (完了するまでは自分の電話番号さえ分からない)。 ところが、 クレジットカードでの支払い完了が 21:57 で、 22:00 までに activate がギリギリ間に合わなかったようで、 完了が翌日まわしになってしまった (通常は 30分以内に完了する)。 おそらく、 O2 側の手続きが 22:00 までに完了しなかったのだろう。 翌日 5:18 に、 ようやく手続きが完了し、 通信・通話ができるようになった。

giffgaff は O2 の MVNO なので、 通信・通話を利用した感じは O2 と変わらない。 ただし APN は O2 とは異なり、 以下のように設定する必要がある:

APNgiffgaff.com
ユーザー名giffgaff
パスワードpassword
MMSChttp://mmsc.mediamessaging.co.uk:8002
MMSプロキシ193.113.200.195
MMSポート8080
APNタイプdefault,supl,mms

1週間〜1ヶ月の滞在で、 スマホで Web を使いまくる場合は、 giffgaff は最適な SIM だと思う。 3UK と同様 Web が無制限で、 3UK より安い。 3UK と異なり 2G も使えるので、 3G の電波が届かないところでも使える。 あえて欠点をあげるとすれば、 O2 と同様、 3G のサービスエリアが Vodafone より狭いことくらい。 大きな建物の中や郊外など、 すぐ 2G に切り替わってしまう印象がある。

郵送以外の方法で SIM を入手できない点も残念。 ヒースロー空港の自販機で (£10 でもいいから) 入手できるだけでも、 ぜんぜん利用のしやすさは変わってくるのにと思う。 あるいは、 有料で構わないので英国外への発送もできるようにすれば、 出発前に日本で SIM を取り寄せることができるのにと思う。

Filed under: SIM — hiroaki_sengoku @ 08:32
2012年5月2日

米 at&t のプリペイド SIM カードのデータ通信が改訂 〜 短期滞在者にとっては大幅値上げ!

米国 AT&T のプリペイド SIM カードには、 課金プラン (Rate Plan) として、 月単位のプラン ($50 Monthly Unlimited Plan と $25 Monthly Plan)、 日単位のプラン (Daily Unlimited Plan)、 そして分単位のプラン (10cent/Minute Plan) がある。

$50 Monthly
Unlimited
$25 Monthly Daily Unlimited 10cent/Minute
基本料金 月額 $50 月額 $25 使用した日のみ
日額 $2
無し
米国内通話 無制限 250分を超えると
10cent/分
無制限 10cent/分
SMS/MMS 無制限 無制限 無制限 20cent/通
データ量料金
1GB$25
200MB$15
50MB$5

以前は、 どのプランでも Data Package を購入してデータ通信できた (少なくとも 4/14 の時点では購入できた) が、 先月中旬頃 (私が改訂に気付いたのは 4/19) に Data Package の要件が改訂されてしまい、 月単位プランが必須となってしまった (追記: 4/18 だったそうです)。 つまり、 $50 Monthly Unlimited Plan あるいは $25 Monthly Plan 以外のプランだと、 Data Package を購入することができなくなってしまった。 その代わり、 通信できるデータ量が増えて、 $25 だと (4/14 の時点では) 500MB だったのが 1GB ぶん通信できるようになった。

go phone $2 PER DAY Data Package が Monthly Plan 必須になってしまうと、 基本料金無料をウリにしていた (スマホな) GoPhone の立場は、 どーなるんだ... と思っていたら、
← 「$2 PER DAY」 な go phone に、 「SEE ASSOCIATE」(店員にお問い合わせ下さい) と書いたシールが貼られていた (この写真は Pearlridge の RadioShack で撮影)。 at&t が唐突に Data Package の要件を変えるものだから、 ショップとしては困惑しているのではないか?

Data Package を購入せずにデータ通信を行なうと、 5KB あたり 1セントも課金されてしまい現実的ではない (例えば 100MB で $200)。 メガバイト単位の通信が必要 (スマホなら当然) なら、 月単位プランを選択せざるを得ないが、 基本料金 $25 (250分ぶんの通話料が含まれる) がかかるので、 短期滞在 (一週間以内とか) だと少々割高となる。

例えば、 2日間の滞在で 200MB 使う場合 (フツーはそんなに使わない) だと、 $25+$15=$40 (約 3400円) となって、 海外パケットし放題を使う場合 (2980円*2=5960円) と比べて (SIM を購入するなどの手間を考えると) あまり価格メリットが無くなってしまう。 もちろん、 滞在日数が多くなればなるほど両者の差は開く一方なので、 大抵の場合は SIM を購入する方が有利。

ちなみに、 私が初めて at&t の Data Package を購入した 2010年5月の時点までは、 「$1 Mobile to Mobile Plan」 という日単位のプランがあった (追記: 2010年10月3日に廃止されたらしい)。 この $1 が値上げされて $2 になったのが、 現在の Daily Unlimited Plan なわけで、 もちろん今この 「$1 Mobile to Mobile Plan」 を選択することは不可能だが、 以前からのユーザであればこの $1 プランを使い続けることは可能であるようだ。 しかも、 $1 プランは (例外的に) Data Package の購入が可能! at&t がこの $1 プランを廃止する (例えば現行の日単位プランへ強制移行させる) 可能性は常にあるものの、 もし今 $1 のユーザであるなら、 その SIM を失効させないよう refill し続けるべきだろう (クレジットカード払いで自動的に refill してくれる Auto-Refill の設定をしておくと便利)。

滞在日数が一ヶ月近くになれば、 月単位プランが必須でも、 さほどデメリットとはならなくなるが、 月単位プランは、 電話を使用しない月も自動的に基本料金を課金されるので、 次回の訪米に備えて SIM カードを維持したい場合は、 基本料金が不要な分単位プラン (あるいは日単位プラン) に変更しておく必要がある。

ところが、 課金プランの変更は Web 上では (今のところ) 不可能。 現在の月単位プランの 「切れ目」 で分単位プランへ変更するといった 「予約」 もできない。 それはあまりに融通が効かなさすぎ、 と思ったので、 2箇所の at&t ショップ で直談判してみたのだけど、 できるのは今この場でプラン変更することだけで、 一ヶ月後とかの変更は承れないと突っぱねられた。 しかも、 プラン変更した瞬間、 Data Package の残高は失われるらしい。

というわけで、 データ通信が不要になった時 (日本に帰国した後とか) に、 +1-800-901-9878 (google voice を使えば無料。 at&t なケータイからは 611 でも可) に電話して、 「automated customer service」 にアクセスし、 分単位プランへ変更するのがよさげ。

「automated customer service」 というのは、 音声自動応答 (Interactive Voice Response) システムで、 音声 (もちろん英語) で操作する必要があり、 英語が苦手な私にとってはハードルが高い。 日本に帰国した後だと、 万一プラン変更に失敗するとリカバリ手段が無い (米国にいる間なら、 at&t ショップに直談判に行ける) ので、 米国滞在最終日に課金プラン変更を行なうことにした。 変更後はデータ通信ができなくなってしまうが、 私は T-Mobile の SIM も持っていて、 私のメイン端末である Galaxy Nexus は T-Mobile でも 3G 通信できるので問題無い。

T-Mobile の SIM を持っているのに何故 at&t の SIM を買ったかというと、 T-Mobile は圏外になったり EDGE (2G) でしか繋がらなくなったりする場所が多い (大きな建物の中とか、山の中とか) ため。 以前のメイン端末 Nexus S は at&t の 3G 通信 (1900MHz) に対応していないので T-Mobile SIM を使っていたが、 今のメイン端末 Galaxy Nexus は、 at&t と T-Mobile 両方の 3G 通信に対応している。

まず、 at&t の SIM を入れた電話 (Galaxy S) でデータ通信を無効にしておく (データ通信が有効のままだと、 課金プランを変更した直後から 5KB あたり 1セント課金されてしまう)。

次に、 611 をダイヤルして 「automated customer service」 へアクセス。 すると残高や現在利用している課金プランのアナウンスがあった後、 「What's go on ?」 と聞かれる。 そんなこと聞かれても... 何と答えてよいやら... と絶句していると、

Main menu. What's like to do ? You can say:
"add money",
"features",
"rate plan",
"account ballance",
or "more options".

と、 助け船を出してもらえるので、 元気良く 「rate plan !」 と発声してみる。 すると... 無情にも 「Oh, I didn't catch that.」 とのお答え。 元々英語には自信がないのだけど、 さらに自信を失う。 やっぱり 「r」 の発音がダメなのかなぁ... ;-(

落ち込んでいるとさらに助け船を出してくれる:

Here is your all choices:
To add money to your account, say "add money" or press 1.
To check your feature packages or buy features, say "features" or press 2.
To change your rate plan, say "rate plan" or press 3.
To get your account balance, say "account balance" or press 4.
Or say "more options" or press 5.

最初からそう言ってくれればよいものを... と思いつつ 「3」 を押す。

通じなければプッシュボタンでの操作を案内してくれる、 ということが分かったので、 気にせずテキトーに発声して進む。 次なる選択枝は:

To check whatever plans are available, press 1.
To hear your plan summery again, press 2.
To hear your plan detail, press 3.
Or if you're done here, press pound key.

「1」 を押して現在選択可能なプランを列挙させる。 すると、

Are you currently using a smartphone device ?
If you don't know, say "I'm not sure".

と聞いてくる。 おそらくスマホだと、選択できるプランが月単位のプランに限定されるのだろう。 そこで (今まさにスマホを使っているのだけど) 力強く 「No !」 と答える。 さすがにこれは聞き返されること無く一発で通じて (←当たり前)、

What type of plans would you like to hear about ?
You can say:
"monthly",
"daily",
or "by the minutes".
Or say "stay with my current plan".

と聞いてくるので、 「minutes」 と答える。

すると、 「OK, that's the 10 cents per minute plan.」 と返事が返ってきて、 分単位プランの概要説明がある。 そして、

This is the summery of the plan,
but for full description, you should say "plan detail".
You can also say "switch to this plan",
"go back to the lists of plans",
or "stay with my current plan".

と聞かれるので、 「switch」 とだけ答える。 単語だけで答える方が通じやすいようだ。

「10cent/Minute Plan」 に変更すると Data Package を失う旨の警告があった後、

To confirm you are right to go heading to switch to this plan,
please say "change my plan",
otherwise, say "cancel".

と聞かれる。 最終確認のようだ。 「change my plan」 と答えると、 「All right, just a minute.」 と返事が返ってきて、 チクタクチクタク (効果音) の後、 「OK, you are all set.」 と言われてプラン変更が完了する。

試しに 「*777*3#」 にダイヤルして Data Package の残高を調べてみると、 「0 kilobytes」 と表示された。 プラン変更前は 400MB byte 以上残っていたのだが... 次回からは、 訪米直前に Data Package を購入し (月単位プランへの変更を強制される)、 日本に帰国してから分単位プランへ戻す、 といった運用がよさげ。

Filed under: Hawaii,SIM — hiroaki_sengoku @ 22:04
2012年3月5日

新規一括 0円の Galaxy Nexus (SC-04D) を買ってみた 〜 国際版 Galaxy Nexus と全く同じにする

mandatory option よほど在庫が積み上がってるのか、 ドコモ SC-04D Galaxy Nexus が新規一括 0円で売っていた。 あんなに大々的な宣伝を行なっておいて何をやってるんだか...

私が見た店は、 0円の条件として、 ひとりでも割50 が必須。 つまり 2年間の契約期間中に割引サービスを廃止 (あるいは回線ごと解約) する場合は、 9,975円の解約金が必要となる。 契約事務手数料 3000円の他、 初月のみ 「パケ・ホーダイ ダブル2定額」 など諸々のオプション (写真→) を付ける必要があり、 違約金以外に 5000〜7000円ほどかかる。 加入条件のオプションの多さに圧倒されるが、 「パケホダブル」 以外のオプションは初月無料がほとんどで、 今月中に解約すれば費用はかからない。 パケホダブルは月額2,100円だが日割が適用されるので、 月末近くに契約すればもっと安くなる (あいにく私が買ったのは月初だが)。

なんたって Galaxy Nexus である。 わずか 3ヶ月前に HK$5398 (約 54,000円) もしたケータイが、 2万円かからずに入手できるのは見逃せない。 思わず衝動買い (0円なので 「買った」 とは言えない?) してしまった。

SC-04D System Update Dialog 帰宅して SC-04D の電源を入れようとすると... う、電源が ON のままだったか。 てっきりショップで電源を OFF にして渡してくれたものと思い込んでいた。 そしてディスプレイが点灯してそこに表示されたのは、 無情な 「システムアップデート」 の文字。

あとで分かったが、 ショップを出て帰宅するまでの短い時間に、 9.3MB ものアップデートファイル (yakjusc_ITL41D_to_ICL53F.zip) が転送されていて、 この日のパケット代が、 いきなり 3800円。 SC-04D を安く入手しようという目論見が、いきなりパー。 なにもこんなタイミングでアップデートファイルを送りつけなくても... 無線LAN に接続するまで待って欲しかった。

で、 こんなアップデートのお知らせはサックリ無視して真っ先に行なったのは、 ブートローダのアンロック (fastboot oem unlock)。 いきなりドコモの保証がパー。

一度フツーに起動させてフラッシュメモリの初期化を行なった後 (一度フツーに OS を起動しないと、 フラッシュメモリにアクセスできない)、 Clockwork Mod Recovery を fastboot で起動する (fastboot boot <kernel>)。 そして、 初期状態のドコモ純正ROM を、 ベースバンド込みで丸ごとバックアップ。 これでいつでも元の状態に戻せるようになったので、 ClockworkMod Recovery をフラッシュメモリの 「recovery」 領域 (リカバリ用のカーネルを格納する領域) に書込む (fastboot flash recovery <kernel>)。

senri:~ $ fastboot oem unlock
...
OKAY [ 52.022s]
finished. total time: 52.022s
senri:~ $ fastboot boot recovery-clockwork-5.5.0.2-maguro.img
downloading 'boot.img'...
OKAY [  0.553s]
booting...
OKAY [  0.329s]
finished. total time: 0.882s
senri:~ $ adb shell
~ # dd if=/dev/block/platform/omap/omap_hsmmc.0/by-name/radio of=/sdcard/SC04DOMKKD.img bs=1024
16384+0 records in
16384+0 records out
16777216 bytes transferred in 6.601 secs (2541617 bytes/sec)
~ # exit
senri:~ $ adb pull /sdcard/SC04DOMKKD.img
4569 KB/s (16777216 bytes in 3.585s)
senri:~ $ mkdir backup
senri:~ $ adb pull /sdcard/clockworkmod/backup/ backup/
pull: building file list...
pull: /sdcard/clockworkmod/backup/2012-03-04.01.09.21/nandroid.md5 -> backup/2012-03-04.01.09.21/nandroid.md5
pull: /sdcard/clockworkmod/backup/2012-03-04.01.09.21/cache.ext4.tar -> backup/2012-03-04.01.09.21/cache.ext4.tar
pull: /sdcard/clockworkmod/backup/2012-03-04.01.09.21/data.ext4.tar -> backup/2012-03-04.01.09.21/data.ext4.tar
pull: /sdcard/clockworkmod/backup/2012-03-04.01.09.21/system.ext4.tar -> backup/2012-03-04.01.09.21/system.ext4.tar
pull: /sdcard/clockworkmod/backup/2012-03-04.01.09.21/recovery.img -> backup/2012-03-04.01.09.21/recovery.img
pull: /sdcard/clockworkmod/backup/2012-03-04.01.09.21/boot.img -> backup/2012-03-04.01.09.21/boot.img
6 files pulled. 0 files skipped.
4308 KB/s (384848109 bytes in 87.229s)
senri:~ $ fastboot flash recovery recovery-clockwork-5.5.0.2-maguro.img
sending 'recovery' (5300 KB)...
OKAY [  0.552s]
writing 'recovery'...
OKAY [  1.015s]
finished. total time: 1.567s

再び通常起動して、 (今度は抜かり無く) 無線LAN の設定を行なってから、放置 (念のため、 「データ通信を有効にする」 を無効にしておく)。 ほどなく再びアップデートファイルがダウンロードされてきた。

フラッシュに書込んだ ClockworkMod Recovery を起動して、 /cache に格納されていた 94ec403ff247.update_yakjusc_ITL41D_to_ICL53F.zip (アップデートファイル) を /sdcard へコピー。 で、ClockworkMod Recovery からこの zip ファイルをインストール。 この時点で (ClockworkMod Recovery を書込んだ) recovery 領域は、 ドコモ (というか Google) 純正リカバリ用カーネルで上書きされる。

これでビルド番号が ICL53F.SC04DOMLA1 になった。 ちなみに末尾の 「LA1」 というのは、 「L」 が 2012年 (L は 12番目のアルファベットだから) を意味し、 その次の 「A」 が 1月 (A は 1番目のアルファベット) を意味し、 その次の 「1」 は、 その月にリリースされた最初のバージョンであることを意味する。

「L53F」 も同様に、 「L」 が 2011年第4四半期 (2009年第1四半期を A として) を意味し、 「53」 が、 その四半期で 53日目であることを意味し、 「F」 は同じ日の 6番目のリリースであることを意味するらしい。 先頭の 「I」 は、 Ice Cream Sandwich の頭文字。

このバージョンのドコモ純正ROM も、 上記と同様に ClockworkMod Recovery を使って、 ベースバンド込みで丸ごとバックアップ。 無線LAN の設定を行なったので厳密には初期状態ではないが、 初期化するのが面倒なので、 まあよしとする。

以上で、 いつでもドコモ純正ROM に戻る手段を確保できたので、 ここでドコモ純正ROM にサヨナラする。 私が普段使ってる Galaxy Nexus (3ヶ月前に香港で買った) を丸ごとバックアップし、 そのバックアップファイルを SC-04D へ、 ClockworkMod Recovery を使って丸ごとリストア (もちろん、リストアする代わりに Google 純正ROM を書き込んで、 国際版の初期状態にしてもよい)。

Galaxy Nexus * 2 左が香港で買った Galaxy Nexus i9250 GSM (もちろん SIM ロックフリー),
右が今回買ったドコモ SC-04D

裏ブタ記載の文字が異なる (なぜ SC-04D には Google ロゴがない?) 他は、 全く同じ外観。 丸ごとリストアしたので、 フラッシュメモリの中身も全く同じ (もちろん IMEI など、端末固有のデータは異なる)。

丸ごとリストアしたことによって OS も書き換えてしまったので、 ドコモのテザリングの制約 (勝手に APN が dcmtrg.ne.jp に切り替わるとか) から解放される (はず)。 「パソコンなどの外部機器を接続した通信」 ではなく スマートフォン定額通信の範囲でテザリングできるはずだが、 私は興味がない (ドコモは今月一杯で解約するつもりだし) ので試していない。 OS が書き変わっても、 IMEI 上は 「ドコモ純正端末」 なので、 フツーに spモードを利用できる。 こうなってくると、 ドコモが何のために接続する端末の IMEI を制限しているのか分からなくなる。

二つの Galaxy Nexus の OS は同じになったが、 SC-04D にはまだ SIM ロックがかかっている。 ドコモショップで SIMロック解除の手続きを行なってくれるが、 ブートローダをアンロックした Nexus も対象となるのか? ブートローダだけならまだしも、 OS ごと入れ替えてしまっていても拒否されないのか?

SIMロックは、 (Samsung製) Android 端末の場合 /data/radio/nv_data.bin などで設定されている。 このファイルを 「正しく」 書き換えることができれば SIMロックを解除できるのだが、 このファイルが改変されていないか検証するために、 /data/radio/nv_data.bin.md5 に MD5 値が保存されている。 そして残念なことに、 この MD5 の算出方法が不明。 もちろん、 単純に nv_data.bin の MD5 を算出するだけではダメで、 何らかの秘密の seed が必要なのだと思われる (ファイル名の通り MD5 が使われていると仮定してだが)。

MD5 の値が一致しなかったなどの理由で検証にパスしなかった場合、 あるいは (Android を初期化したなどの理由で) そもそも /data/radio/nv_data.bin が存在しなかった場合は、 /factory/nv_data.bin を使って /data/radio/nv_data.bin が作られる。 ところが、 /factory/nv_data.bin にも、 /factory/nv_data.bin.md5 があって、 その内容が書き換えられないように保護されている。

/factory/nv_data.bin が検証をパスしないと、 /factory/.nv_data.bak が使われるらしい。 何段もの防御があって、 なかなか突破するのが難しそうである。 そこで、 改変した nv_data.bin を /factory/nv_data.bin と /factory/.nv_data.bak にコピーして、 検証が通らなくて書き戻そうにも、 本来の nv_data.bin を参照できないようにしてみた。

すると... 驚いたことに、 ドコモ以外の SIM でも使えてしまった。 google で検索すると、 あちこちで SIMロックの解除方法を説明したページが見つかるが、 ほとんど (全て?) は同様の方法であるようだ。 しかし、 この方法には重大な欠点がある。 それは、 IMEI の値が 「004999010640000」 になってしまう点。 キャリア側で IMEI の値をチェックしていなければ、 そのまま使えてしまうのかもしれないが、 これでは 「ここに不正改造無線局があります〜」 と吹聴して歩き回るのと大差なく、 甚だ具合がよろしくない。

SIM Unlock PIN というわけで万策尽きたので、 解除コード (Unlock Code) を業者から買うことにした。 だいたい $30 前後で、 ドコモ (3,150円) より若干安い。 この期に及んでドコモのサービスを使わないのは、 前述した懸念点があるのと、 ドコモショップでは 「解除PIN」 を教えてもらえなかった、 という話をネット上で見かけたため。

ドコモショップの店長が、 「このコードはドコモの内部情報になるため、お客様にはお伝えできません」 と言ったらしいが、 この話が本当なら、 とんでもない話だと思う。 3,150円も取っておきながら PIN 一つ教えないとはどーいうことだ。

ドコモショップで SIM ロック解除したケータイを海外に持って行き、 現地の SIM を入れて電源を入れたら、 「SIMネットワークのロック解除PIN」 を入力する画面になってしまい往生した、 という怨嗟の声をネット上で見かけるが、 おそらく何らかの理由で /data/radio/nv_data.bin の内容が壊れてしまい、 /factory/nv_data.bin の内容で書き戻されたために、 ロック解除PIN の入力が必要になってしまったものと思われる。

つまり、 ロック解除PIN を入力して SIM ロックを解除した後、 /data/radio/nv_data.bin および /data/radio/nv_data.bin.md5 を /factory へコピーしておけばこのような事態に陥ることを回避できる。 ただし、 Android の root 権限が必要。 root 権限がないと、 そもそも /data/radio/nv_data.bin を読むことができない。 だから、 何かあったときのため、 ロック解除PIN を記録しておくことが重要。

Cell Unlocker .net で、 device 名として 「Galaxy Nexus」、 SIM ロック先のキャリアとして、 「All Asia Countries」 を指定し、 IMEI (「*#06#」 をダイヤルすると表示される) を入力した。 すると PayPal の支払い画面に遷移するので、 $29.99 の支払いボタンを押すだけ。

7時間半後、 ロック解除PIN が書かれたメールが送られてきた。 メールには、

Video proof will be required if code does not work, it's a good idea to film inputting the unlock code so we can help trouble shoot what the problem is.

と書かれていたので、 まず、 デジカメ (ビデオカメラは持ってない) を三脚にセットして動画撮影する準備を整えた。 SingTel の SIM (ドコモ以外ならどこでも) を SC-04D に入れて電源を入れる。 すると、 ↑ の写真にあるような 「SIMネットワークのロック解除PIN」 を入力する画面になったので、 デジカメで動画撮影しつつ、 メールに書かれていた unlock code を入力した。 すると、 「ネットワークのロック解除をリクエスト中...」 と表示され、 すぐ 「ネットワークロックを解除しました。」 と表示された。 数秒後、 Android のホーム画面が表示された。

以上で、 二つの Galaxy Nexus は (IMEI 以外は) 完全に同じになった。 今まで Galaxy Nexus で使っていた Softbank SIM を、 SC-04D に入れて、 今後は SC-04D のほうを使ってみようと思う。 普通に使っている限り、 たぶん、何の違いも見いだせないに違いない。

もっと読む...
Filed under: Android,SIM — hiroaki_sengoku @ 20:21
2012年2月21日

シンガポールで SingTel と StarHub プリペイド SIMカードを買ってみた

チャンギ国際空港 Terminal 3 に着いて入国審査を終えると、 (Baggage Claim に行く前の) Transit Lounge に RHB Bank の両替所があって、 SingTel の Prepaid SIM を購入できた。 支払いは現金のみだが、 入国審査ゲートを抜けた直後に ATM があり、 既にシンガポールドルを得ていたので、 スムーズに SIM を購入できた (もっとも、両替所なのだから日本円でも買えるはず)。 と、ここまで飛行機を降りてから (入国審査も含めて) 10分もかかっていない。 初めて訪れた国で、 ここまで手早く SIM を購入できたのは初めて。

RHB Bank Currency Exchange

RHB Bank 両替所 ↑ の裏は UOB (大華銀行) の両替所になっていて、 そこでは StarHub の SIM を購入できたことを後で (出国時に) 知った。 「裏には UOB の両替所があるよ!」 って看板を出しておいて欲しい... 入国時は時間がない (荷物が出て来る前に Baggage Claim にたどり着きたい) のだから、 カウンターをぐるっと回って裏まで見に行っている余裕はない。

パックツアー (といっても空港⇔ホテルの送り迎え以外は全日程終日自由行動) なので SIM を購入するなどの (他のツアー客を待たせる) 単独行動は慎まなければならないが、 この空港のように Baggage Claim 以前に (SIM を売ってる) 両替所があると、 荷物が出てくるまでの時間を有効に活用できるので、 とても助かる。

ただし、 街中では S$15 (約 900円) で売ってる額面 S$18 の SIM は空港内では買えず、 S$28 (約 1700円) あるいは S$50 のみ。 StarHub (後述) も、SIM (S$15) だけで買うことはできず、 Top-Up カードと抱き合わせ。 さらに、 空港ではデータ通信専用の SIM は売っていないらしい (未確認)。 私にとって通話機能は必須 (妻との連絡のため) なので、 データ通信専用 SIM には興味がなく、 売ってるか否かの確認はしていない。 街中だと数多くの SIM から好きな電話番号の SIM を選べたりもするので、 急いでいるのでなければ街中で買った方がいいかも。

税関を抜けてツアーガイドに会ったら、 他のツアー客はまだ出てきていないとのことなので、 もう一枚、 別のキャリアの SIM を買おうと思って到着ロビーを見渡す。 UOB (大華銀行) の両替所があったので、 StarHub の SIM を購入した。 シンガポールには SingTel と StarHub の他に M1 もあるが、 あいにく M1 Shop は少し離れたところ (到着ロビー中央) にあって目に入らなかった。

StarHub MaxMobile ホテルに向かうツアーバスの中で、 StarHub の SIM を Galaxy Nexus に入れてみる。 「98500000」 をダイヤルして SIM カードを activate. 次に 「*131#」 にダイヤルすると、 左の写真のような表示 (クリックで拡大) になる。

電話アプリに、 こんなメッセージを表示したり、 こちらからの返答を送信したりする機能があったとは。 USSD (Unstructured Supplementary Service Data) って言うらしい。 2G 時代の昔からあるプロトコルだが、 (「*〜#」 へダイヤルして終わりとするのではなく) ユーザからの入力を求める場面で使われるケースは珍しいように思う。 SMS に似ているが、 USSD は 182 文字までの通信で、 SMS と違ってセッション中は接続しっぱなしらしい。

私は 「1GB at S$7 (7D)」 つまり S$7 (約 420円) で 7日間有効な 1GB プランを選んだ。 転送データ量が 1GB を超えた場合にどうなるか (1GB ごと自動的に S$7 引かれるのか、 1GB に達した時点で通信不能になるのか、 はたまた S$0.27/KB の従量課金になるのか) は不明。 「3」 を送信すると確認画面が表示されるので 「Confirm」 するとデータ通信できるようになる。

続いて、 SingTel の SIM を (妻の) Galaxy Note に入れた。 こちらは activate 不要で即、使える。 試しに Galaxy Nexus から電話をかけてみたら、 無事 Galaxy Note が鳴った。 データ通信を行なうには、 APN として 「hicard」 を設定する。 5MB までのデータ通信が無料で可能。 5MB くらいはスマホだとすぐ使い切ってしまうので、 「727050」 へ 「3」 とだけ書いた SMS を送る。 すると、 以下の SMS が 727011 から届いた:

Pls reply with the options:
1. Check for existing Data bundle/expiry date for Notebook/Tablet
2. Subscribe to Data bundle for Notebook/Tablet

送信元の電話番号は (少なくとも) 下3桁の部分は毎回変わる。 選択は SMSアプリでフツーに返信すればよい。 USSD による操作方法を見た後だと、 SMS による操作はやぼったく見える。 「2」 を返信すると、 以下の SMS が 727012 から届いた:

Pls reply with the options:
1. Value Surfer 10MB @ $1 valid for 7 days
2. Super Surfer 1GB @ $7 valid for 7 days
3. Unlimited Data Plan @ $6. Valid for 1 day
4. Unlimited Data Plan @ $15. Valid for 3 days
5. Unlimited Data Plan @ $25. Valid for 7 days

私は 「2」 を返信した。 つまり 7日間有効な 1GB プラン。 無制限データプランも魅力的だったのだが、 5日間の滞在で 1GB 以上使うとは思えなかったため。

すると、 確認を求める以下のような SMS が 727015 から届いたので、

You have selected to buy Super Surfer Pack of 1GB. $7 will be deducted from your Main Account balance. To confirm, reply 1.

「1」 を返信した。

以上で、 2枚の SIM とも通話・通信が可能になった。 両 SIM とも HSPA (High Speed Packet Access) によるデータ通信が可能だが、 1Mbps 程度の転送速度しか出ていなかったように思う。 StarHub の方が下り 2Mbps くらいまで出ることがあるものの、 上りに関しては StarHub は (場所によっては) 速度の低下が著しく (100kbps 以下になる)、 SingTel の方が安定していた。 両 SIM とも (観光地など) 人が大勢集まる場所では接続できないケースが頻発し、 (同程度にサービスエリアが狭い) 香港と比べるとインフラ整備が追い付いていないような印象を受けた。

StarHub は、 Galaxy Nexus に初めから登録されていた APN 「internet」 のままでも通信できたが、 場所によっては接続ができないこともあったため、 「shppd」 に設定し直した。 「shppd」 は StarHub PrePaiD の意味だと思うが、 この設定が必須かどうかは不明。

その晩、 ホテルに戻って Galaxy Nexus (StarHub SIM) をポータブルWi-Fiアクセスポイント (いわゆるテザリング) として利用したら、 (このアクセスポイントに接続した) ノート PC で WWW ブラウズがほとんどできなくて驚いた。 ssh だとそれなりに通信できるので、 TCP/IP セッションを短時間に大量に張ろうとすると、 パケット落ちが著しいのだと思われる。 画像がたくさんある WWW ページ (きょうび、そういうページばかりだけど) をアクセスしようとすると、 全くといっていいほど画像が表示できない。

これでは使い物にならないと思い、 Galaxy Note (SingTel SIM) をポータブルWi-Fiアクセスポイントとして利用したら、 (1Mbps 程度なので速くはないが) それなりに WWW ブラウズもできる。 下り転送速度だけを見ると StarHub の方がむしろ速く見えるだけに、 ユースケースに合わせた評価方法が重要と再認識。

いくら下り通信速度が速くても、 わたし的にはホテルでテザリングができなければ論外なので、 翌朝ホテル近くのセブンイレブンで SingTel の SIM を買い直した。 パスポート等を提示する必要があるが、 (空港と違って) S$15 で買えるし、 複数の SIM の中から好きな電話番号の SIM を選ぶことができる。

ホテルに戻って、 朝食を食べながらデータ通信の設定を行なう。 シンガポール滞在は 3日後の 15:00 まで (78時間くらい) なのだけれど、 ものは試しと 「4. Unlimited Data Plan @ $15. Valid for 3 days」 つまり 3日間有効な無制限データプランにしてみた。 これでテザリングも転送量を気にせず行なえる。 最終日は使えなくなってしまうが、 (7日間データ通信できる) StarHub の SIM もあるから構わないかな... と思っていたら、 72時間が経過した後 (初日を 1日目と数えれば 4日目の朝) も問題無く使えてしまった。 飛行機に搭乗した 15:30 ギリギリまで通信できたのは何故なんだろう...?

S$20 未満の SIM だと有効期限が 120日 (S$20 以上だと 180日)。 幸い、 Online Top-Up がクレジットカードで可能であるようなので、 期限切れになる前に Top-Up を行なえば、 シンガポールを訪れなくても SIM を維持し続けることが可能 (と思われる)。

Filed under: SIM — hiroaki_sengoku @ 16:53
2011年5月7日

米国 T-Mobile のプリペイド SIM カードで Nexus S を使ってみた

米国 AT&T のプリペイド SIM カードは、 $100 ぶんの度数を購入 (refill) すると、 1年間有効。 昨年訪米したときに $100 refill しておいた (さらに直前に Data Package 100MB を購入しておいた) ので今回の訪米では、 最初から (飛行機の外へ出た直後から) Nexus One で通信できた。

ところが今回は Nexus One の他に Nexus S も (ついでに言うと Galaxy S も) 持ってきている。 Nexus S は、 UMTS (W-CDMA) I/IV/VIII (2100MHz/AWS/900MHz) のみ対応で、 AT&T の UMTS II (1900MHz) は対応していない。 もちろん EDGE (Enhanced Data Rates for GSM Evolution) なら Nexus S でも対応しているが、 3G 対応スマートフォンで EDGE を使うのは悲しすぎる。 そこで AWS (Advanced Wireless Services, 上り1.7GHz 下り2.1GHz) を使う T-Mobile のプリペイド SIM カードを購入してみた。

いたるところにある AT&T ストア (ホノルル市で 7ヶ所) と比べると、 T-Mobile ストアはホノルル市に 2ヶ所しかないが、 うち一軒は幸いダウンタウンの比較的アクセスしやすい場所 1100 Alakea St にあるので、 T-Mobile store ハワイ唯一の公共交通機関 TheBus で行ってみた:

ちなみにホノルル市のもう一軒は Kahala にあるようだが、 (車無しでは) とてもアクセスしにくそう。 しかも Google Map で見ると、 「存在しないと報告されました」 などと書いてある。

ダウンタウンの T-Mobile ストアに入るなり、 スタッフが寄ってきたので Prepaid SIM を 「Pay As You Go」 プランで買いたい旨を伝えた。 ID (写真入りの身分証明書) を求められたので、 写真入りの Debit カードを提示したら、 住所を言う必要もなく、 携帯電話を見せる必要もなく、 すんなり購入できて、 しかも (頼んでないのに) Activation まで行なってくれた。

店内に椅子がなかったので、 店の外に出て石段 (上の写真の 「1100 ALAKEA」 と書いてあるブロック) に腰掛けて、 購入した SIM を Nexus S に入れてみた。 Nexus S から、 Nexus One の電話番号へかけたら、 無事 Nexus One の着信音が鳴った。 Activation はホテルに戻ってからゆっくりやろうと思っていただけに、 あっさり Nexus S が使用可能状態になってしまって拍子抜け。

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Filed under: Android,Hawaii,SIM — hiroaki_sengoku @ 17:57
2011年1月6日

香港で Hutchison (3HK) SIM カードと Galaxy S (GT-I9000) を買ってみた

2009年の年末に香港に行ったときは、 Hutchison と CSL の SIM を比較して CSL を選んだが、 単に CSL の HK$1000 Prepaid SIM の有効期限が 2年だった (フツーは 6ヶ月) ことに魅力を感じたからで、 データ通信自体を比較したわけではなかった。 そこで今回は Hutchison Telecom Hong Kong (和記電訊, 3HK) の 3G Int'l Roaming Rechargeable SIM Card (3G 國際漫遊循環儲值咭) HK$98 (約1080円) を買うことにした。

3HK 3G Int'l Roaming Rechargeable SIM

今回の訪港は夜のフライトで、 しかも向かい風 (偏西風) が強くて到着が大幅に遅れ、 香港国際空港に着いたのは 23:00 過ぎ。 出発ロビーの 3Shop (3HK の店) も 1010 Centre (CSL の店) も既に閉ってる (正確に言えば到着ロビーに着いた時点で 23:30 だったので行くのを断念)。

ホテルへのバス (パックツアーなので空港⇔ホテルの送迎が含まれてる) の中で 24:00 を過ぎたので、 さっそく Nexus One (2009年の年末に購入した HK$1000 Prepaid SIM を入れてある) で 「179179」 にダイヤルして、 CSL の Mobile Broadband Service の 5-day pass を申し込む (HK$178, 約1960円)。

CSL の Mobile Broadband Service (データ通信サービス) は 24:00 が課金の区切りとなるので、 24:00 前に申し込んでしまうとそれが一日目とカウントされてしまう (例えば 23:00 に使い始めると、 1-day pass なのに 24:00 までの 1時間しか使えない恐れがあるが、 本当にそうなるのか恐くて実験できない ^^;)。 もっと早い時間に香港に着く場合だと、 最初の日に Mobile Broadband Service を申し込むべきか悩ましいことになる。
その点、 3HK SIM だと、 24:00 区切りなのは CSL と同じだが、 一日の上限 HK$28 (約310円) に達するまでは HK$2/MB の従量課金なので、 何時に着こうが迷わずデータ通信を開始することができる。
CSL の 1-day pass は HK$50 (約550円) なので 3HK の HK$28 が圧倒的に安く感じられるが、 5日間で考えると CSL の HK$178 に対し、 3HK は HK$28*5 = HK$140 と、 差が縮まる。

で、ホテルに着いて Nexus One を WiFi AP (ポータブル Wi-Fi アクセスポイント, Android 2.2 の標準機能) として使う。 ホテルの部屋でも無線LAN サービスが提供されているのだが、 一日の利用料が HK$100 (約1100円) とバカ高いので、 滞在中はずっと Nexus One をアクセスポイント代わりに使った。 ノートPC 2台 (前回前々回、香港で購入した NetBook) と Android 端末 2台 (今回購入した Galaxy S と IDEOS U8150-B) でこの 「WiFi AP」 を利用したが、 常に安定して利用できた。 しかも日中は (当然だが) スマートフォンとして使えるわけで、 これならモバイル WiFi ルータ専用機なんて要らない。

翌日、 旺角へ行って適当に歩いていて見つけた 3Shop (亞皆老街40-46號) で
3G Int'l Roaming Rechargeable SIM Card (3G 國際漫遊循環儲値咭) HK$98 を買う。
そして、 そこからほど近い電器店、 百老滙 Broadway (西洋菜南街78號) で Galaxy S (i9000) を買った。

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Filed under: Android,SIM,香港 — hiroaki_sengoku @ 09:36
2010年9月4日

中国でプリペイド SIMカード 神州行と如意通を買ってみた

週末に休みを追加して北京へ行ってきた。 今回は全日程終日自由行動のパックツアーだったので、 昨年 「連れ回しパックツアー」 で北京へ行ったときには見せてもらえなかったところ (終日バスで連れ回されたので街の日常の風景を見ることができなかった) が見えてきて大変興味深かった。 が、 その内容をここで書いてしまうと、 このブログが中国から読めなくなってしまいそうなので自粛。

実質 3日間の短期滞在だったので、 日本で使ってるソフトバンクのケータイをそのまま持ち込んで 「海外パケットし放題」 でもよかったのだが、 せっかく訪れたのだからと北京でも SIMカードを買ってみた。

China unicom at BCIA

北京首都国際空港 (簡体字だと 「北京首都国际机场」) に着いてすぐ 「电话卡」 (直訳すると 「電話カード」) と書いてある SIMカード自販機が目を引く (写真は出発ロビーの自販機だが、到着ロビーにもある) が、 通話料なしで 100元 (約 1300円) もする。 つまり SIMカードを買っただけではダメで、 通話料をチャージ (中国語では 「充値」) しなければ使えない。 街中なら 50元の通話料込の SIMカードが 100元以下で売っている (つまり SIMカード単体の価格で比較すれば半額以下) ので、 空港での購入は見送った。 SIMカードに限らず、 中国では場所によって値段が大幅に変わってくるので注意が必要。

私は中関村 (簡体字だと 「中关村」) のケータイショップで買ったのだが、 中関村でなくても、 というかむしろ西単とかの繁華街の方が簡単に買える。 「我要SIM」 (正しくは儲値卡) などと紙に書いて店員に見せたら (四声をちゃんと発声しないと通じないので紙の方が早いし正確, もちろん英語は通じない) 電話番号ごとの値段リストを見せてくれた。

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Filed under: SIM — hiroaki_sengoku @ 00:34
2010年5月3日

米国のプリペイド SIM カードで Nexus One を使ってみた

私は米国ではプリペイド SIM カードを購入して携帯電話を使っている。 AT&T の Pay As You Go $1 Mobile to Mobile Plan は、 携帯電話同士の通話が 1日 1ドルで使い放題になるので便利。 一方データ通信は、 米国だとホテルをはじめ多くの場所で無線LAN が使えるので、 今までは必要性をあまり感じなかったのだが、 今回のハワイ滞在で Nexus One を入手したら、 携帯電話でもデータ通信をしてみたくなってしまった。

日本でも HTC Desire が発売された今となっては 「いまさら」 感もあるが、 SIM ロック フリーな Nexus One を入手する意味はあると思い、 渡米前に Web サイトで Nexus One を購入し (日本からは、 このサイトへアクセスできないと書いてあるページを見かけるが、 トップページ以外は普通にアクセスできるような...?)、 配送先として滞在する予定のホテルを指定しておいた (配送先に日本の住所は指定できない)。 ただし米国のホテルはテロを警戒して、 非滞在者宛の荷物の受け取りを (事前連絡しても) 拒否するそうなので、 購入手続きは出発直前に行なった。
日本を発つ日 (フライトは晩の 20:50) の早朝 4:57 JST (12:57 PDT) に購入手続きを行なったら、 その翌日 0:02 JST (8:02 PDT) に発送され (FedEx overnight)、 ハワイ到着日の翌日昼間 13:30 HAST にホテルに配達された (日本時間でいうと購入日の 2日後の朝 8:30 JST)。 出発日の前日に購入手続きを行なっていれば到着日に受け取れたかもしれないが、 ホテルにチェックイン (12:00 HAST) する前に配達されるとマズイかも?

ホテルのフロントで Nexus One の小包を受け取って、 SIM を入れて電源 ON したら、 勝手に 3G (W-CDMA) でデータ通信を始めてしまった (当たり前 ^^;)。 Pay As You Go (AT&T のプリペイドSIM) は、 Data Package を追加購入せずにデータ通信を行なうと、 1KB あたり 1セントも課金されるので一瞬で (例えば、わずか 10MB で約1万円) パケ死してしまう。 慌てて無線LAN に切り替えたが既に 87セント課金されていた。 さらに、 位置情報を取得するために 1セント (基地局ID の取得?)、 無線LAN 経由だと google アカウントの同期が行なえなかった (ホテルの LAN の問題?) ので 3G でつなぎ直したら 29セントかかった。 この時点で残度数 $22.73 (SIM カード利用開始時は $25)。

Pay As You Go Online で、 「Login」 ボタンの上にある 「Forgot your password?」 をクリックすると 「Request Your Password」 ページに遷移するので、 AT&T プリペイド SIM の携帯電話番号を入力して 「Send Password」 ボタンを押す。 すると、

1111509064: S: Your account status has changed.
ATT Free Msg: Your password has been changed to 8181.

などといった SMS (ショートメッセージサービス) が送られてくる。 このメッセージ中に書いてある password を使ってログインし、 任意の password に設定し直せばよい。 いったんログインできるようになれば、 米国内外を問わず Web 上で度数の追加 (refill) や追加パッケージ (feature packages) の購入が可能。

追加パッケージには、 Unlimited Talk & Text ($60 で通話と SMS が 30日間使い放題), Messaging Packages ($19.99 で SMS 無制限), Data Packages (データ通信), Night and Weekend Minutes Package ($19.99 で通話と SMS が夜間・週末無制限) があって、 Data Package は、 1MB ($4.99) と 100MB ($19.99) のいずれかを選べる。

Nexus One をいじっていたらすぐ 100MB くらいはいくだろうと思い 100MB を購入した。 実際、 google map をナビ代わりに使う (海外旅行ではすごく便利!) と、 20MB くらいはすぐ使ってしまう。 また google アカウントとの自動同期を行なうと、 何もしなくても一日 1MB くらいは使ってしまうようだ。 あっというまに 100MB を使い切りそうなので、 Data Package 100MB を追加購入することにした。

追加パッケージは、 Credit/Debit カードで支払うこともできるが、 SIM カードの残度数で払うこともできる。 つまり、 いったん度数を購入 (refill) してから、 その度数で追加パッケージを購入するということができる。 なんでそんな回りくどいことを?と思うかも知れないが、 refill だと SIM カードの有効期限を延長できるという違いがある。 例えば $100 refill すると有効期限が 1年後になる ($25〜$75 だと 90日後、$15 だと 30日後)。

有効期限は追加できないので、 例えば有効期限が 3ヶ月後の場合 (新規に SIM カードを購入した場合など) に、 $100 refill したからといって有効期限が 15ヶ月後 (=3ヶ月+1年) になるわけではなく、 refill した時点の 1年後が有効期限になる。 有効期限はもちろん短くはならない。 例えば $15 refill だと有効期限は 30日後だが、 refill 以前の有効期限が 3ヶ月後なら、 3ヶ月後のままで変わらない。
一方、 refill 以前の度数も新しい期限まで有効期限が延長される。 つまり有効期限に達する前に refill し続ければ、 度数を失効させずに済む。 ただし一枚の SIM カードに溜められる度数は $500 が上限。

というわけで、 最初に購入した Data Package 100MB の残りがわずかになった段階で、 $100 refill し、 その度数から $19.99 を使って Data Package 100MB を追加購入した。

Filed under: Android,Hawaii,SIM — hiroaki_sengoku @ 18:04
2010年1月4日

香港で買ったプリペイド SIM カードを日本で使ってみる

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

香港 CSLPower Prepaid SIM $88 を買った (HK$88 = 約1060円)。 この SIM カードを妻の携帯電話 Motorola ZN200 に入れて、 一週間の香港滞在中、 互いに連絡するときに大いに利用した。 が、通話料が一分間 HK$0.1 (約 1円) と安すぎるので、 HK$82.20 も残ってしまった (つまり HK$5.80 しか使ってない)。

Power Prepaid SIM $88

有効期限は 2010年6月15日までの半年間。 期限内にチャージすればチャージした時点からさらに半年間有効。 SIM カードのパッケージの内側には、 海外 (香港でも 「於海外」 「Overseas」 って言うのか...) でのチャージ方法として A. 自動チャージ (香港での手続きが必要) B. バウチャー (香港で事前に購入が必要) C. PPS の三種類があると書いてある。

Power Prepaid SIM $88 inside

PPS (Payment by Phone Service ?) というと、 電話をかけて支払う方法だとばかり思っていたが、 インターネット経由でも可能であるようだ (「by Phone Service」 と言いながらインターネットでも可能とはこれ如何?)。 Top up Your Account ページで、 チャージ金額 (HK$50 ~ HK$300)、SIMカードの電話番号、クレジットカード番号 を入力することでチャージできそう。 したがって期限切れ直前にチャージすることにより次回 (たぶん年末に) 香港に行くときに使うこともできそうだが、 一年間使わずに寝かせておくよりはと思い、 Yahoo!オークションに出品してみた

この SIM カードは日本でも、 3G 対応の携帯電話なら使用できる (Motorola ZN200 は GSM 専用機なので日本では使えない) ので、 HTC P3600 に入れて試しに少し使ってみた (正確に言うと、 課金される実験は HK$1000 Prepaid SIM を使用したので、 Power Prepaid SIM $88 の残度数は減らしていない。 どちらの SIM も機能的には同じ)。

まず、 着信は普通に可能。 日本から 「010-852-6714-XXXX」 (「010」 は日本において国際電話をかけるときの国際プレフィックス、 「852」 は香港の国番号、 「6714-XXXX」 は、この SIM カードに割り当てられた香港内での電話番号) にダイヤルすれば、 この SIM カードを入れた電話機が日本にあっても着信する (Roaming Service)。 ただし 30秒ごとに HK$25 かかる (国によって HK$8 ~ HK$25。 深圳とかなら HK$8)。

発信は、 中国以外だと直接発信ができないのでコールバックしてもらう方式。 つまり 「*108*」 に続けて相手先の電話番号を香港からかける形で押して、 最後に 「#」 を押した上で発信。 例えば東京都の固定電話 03-5771-1328 にかけるのであれば、 「*108*00181357711328#」 とダイヤル。

すると香港から電話がかかってくる (コールバック) ので、 出ると中国語で何やら言ったあと、 相手先 001 81 3 5771 1328 (001 は香港において国際電話をかけるときの国際プレフィックス、 81 は日本の国番号、 3 は東京の市外局番03) を呼び出してくれる。 相手先が出ればそのまま通話できる。 つまり日本国内宛に電話をかける場合も、 香港から日本への国際電話 2本使って通話することになる。 なお、 「*108*」 の代りに 「*108*1*」 にすると、 コールバックの時の発声を中国語のかわりに英語で言ってくれるらしい (試すとまた課金されてしまうので未確認)。

コールバックに応えた時点で、 相手先につながるか否かにかかわらず課金される。 相手先が出てくれなくても 30秒ごとに HK$25 も課金されてしまうので注意が必要。 試しに私の PHS に前述のダイヤル方法 (*108*00181705013YYYY#) でかけてみた。 すると 「通知不可能」 で PHS が鳴った。 ちょっと鳴らしてみただけなのだが、 通話時間 (コールバックに応えてから切断するまで) としては 19秒もかかり、 HK$6.5 もかかった (香港滞在一週間で使った度数より大きい! *_*)。 数秒鳴らすだけで、 香港内同士 (local call HK$0.1/min) なら 1時間分以上の通話に匹敵する課金なのだから恐れ入る。

というわけで通話の Roaming Service は高すぎて実用的ではない (国際ローミングなんてどこもそんなもの?) が、 日本にいながら香港の番号での着発信の確認をできる意味はあるかも (香港に行く前から電話番号を周囲に伝えておく場合など)。

一方 SMS (Short Message Service) は、 一通 HK$3 なので香港内同士 (一通 HK$0.8) に比べてさほど割高ではない (そもそも local で一通 10円というのが高いと思うけど)。 しかも、 受信側は香港内外問わず無料でメッセージを受け取ることができる。 日本ではあまり一般的ではない SMS だが、 日本以外だととても普及している。 SMS は通信キャリア・国を越えて利用できる共通基盤になっているのに、 日本の通信キャリアはいまだに事業者間接続でモメているようだ。 よく知られているように、 twitter の文字数制限が 140文字なのは、 SMS の制限が 140オクテットであることを踏襲している。

日本を除くほぼ全世界で共通のテキスト・メッセージサービスとして定着した。 現在の全世界のSMSの利用者は約24億人で、 世界中の携帯電話ユーザーの約74%がSMSを利用している。

まず SMS の着信を試してみる。 Skype で SMS を 「+852-6714-XXXX」 に送ってみる (€0.051 = 約8円かかった) と、 携帯電話が日本にあっても着信する。 日本語表示が可能な携帯電話 (HTC P3600) なので、 日本語を含むメッセージも問題なく表示できた。 念のため残度数が減ってないことを確認。

「*109#」 にダイヤルする (もちろん無料) と、 次のような残度数を知らせるメッセージが、 差出人 「179179」 から SMS で届くので残度数を確認できる。

6714XXXX with $82.20 stored-value. The expiry date is 15/Jun/2010.

次に SMS の発信を試してみる。 別の SIM カード (HK$1000 Prepaid SIM) を HTC P3600 に入れて、 HTC P3600 の標準アプリケーション 「メール」 を使って SMS を 「+8526714XXXX」 宛に送ってみた。 宛先欄に 「+」 記号を含めて入力することが重要。 残度数を調べると、 送信に HK$3 かかったことが確認できた。 続いて SIM カードを元の Power Prepaid SIM $88 (電話番号が 6714XXXX) に戻すと、 先ほど別 SIM カードで送った SMS が着信した (SIM カード入れ替えを行なったのは、 手元に 3G 対応携帯電話が一台しかないため)。

Filed under: SIM,香港 — hiroaki_sengoku @ 07:07
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