クラスタリングサーバの研究開発

瞬間的な大負荷に対しても、 安定的に運用できるサーバー群全体のネットワークを、ゼロベースで考え構築し、 できるだけ手間をかけずに運用することを考え実行する仕事です。 それも、お金をかけて設備や人を増やすのではなく、知恵と技術で勝負しています。

多くのコンテンツでサーバーを共有

世の中の大半のコンテンツ運用サーバーは過去に引きずられています。 昔構築したサーバーがずっと残っていて、下手に触ると何かトラブルが 起きそうで誰も触れない。コンテンツ毎に単純運営者が存在する。 そんな状態ではないでしょうか? Kラボでは、そういうサーバーは創りたくないので、 多くのコンテンツでサーバーを共有しています。 古いコンテンツもチューニングして最新のサーバーに載せ換えていますので 腐ったサーバーが存在しません。

サーバーを共有すると、 何かトラブルが起きると共倒れするというリスクもありますが、 運用がしやすい、少人数で運用出来るというメリットもあります。 一般的には、リスクを恐れ分散化する傾向がありますが、 Kラボはよりクリティカルに、より厳密な冗長構成をもって運営しています。 安定的に運営できるのであれば、共有した方のメリットが大きい訳ですから。 他社がやらないことを考え実行するのがKラボらしさの一つです。

100台以上あるサーバーのハードディスクの中身はほとんど一緒

違うのは 2 〜 3 のファイルだけです。他の内容は全く一緒です。 サーバーを増設する時も丸ごとコピーするだけで、 OSをインストールするより簡単です。 ですから 100台以上あっても比較的少人数で管理できます。 こんなこと普通は考えませんよね。それを考え実行するのが醍醐味です。


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